アフリカの今後重要なパートナーは中国、米国、日本の順、3カ国での対日世論調査
(アフリカ、日本、ケニア、コートジボワール、南アフリカ共和国、米国、中国)
調査部中東アフリカ課
2026年03月19日
日本の外務省は3月13日、アフリカ3カ国(ケニア、コートジボワール、南アフリカ共和国)について「海外における対日世論調査
」の結果を発表した。同調査はIpsos社(香港)がアフリカ3カ国において、2025年10月から11月にかけて、インターネットで18歳から59歳までの1,500人を対象に行った(前回調査は同3カ国で2022年10月に実施)。
同調査によると、アフリカ3カ国において、対日関係の質問では、回答者の89%(前回86%)が「とても友好的な関係にある」または「どちらかというと友好的な関係にある」と答えた。日本が世界経済の安定と発展に果たす役割についての質問では、89%(前回87%)が「非常に重要な役割を果たしている」または「やや重要な役割を果たしている」との回答だった。
また、日本政府が主導し国連などとの共催で定期的に開催しているアフリカ開発会議(TICAD)について、有意義だと思うかという質問に対しては、3カ国全体で77%が「大いにそう思う」または「どちらかと言えばそう思う」との回答だった。
重要なパートナーとしては日本が3位に
アフリカ3カ国において、「今後重要なパートナーとなるのは次の国・機関のうちどの国・機関か(複数回答可)」との質問では、中国が1位、米国が2位だった。日本と回答した割合は前回調査では31%で4位だったところ、今回の調査では33%で3位になった。
なお、国別にみると、ケニアでは38%、南アでは26%、コートジボワールでは35%が日本を重要なパートナーであると回答した。アフリカ3カ国における「今後の重要なパートナー」に関する回答(選択した割合)は次のとおり(上位10カ国・地域、かっこ内は前回調査の数値)。
- 中国:59%(50%)
- 米国:46%(46%)
- 日本:33%(31%)
- ロシア:30%(28%)
- 英国:29%(32%)
- ドイツ:27%(26%)
- フランス:26%(26%)
- インド:24%(23%)
- EU:23%(26%)
- カナダ:23%(20%)
「日本に対して抱いているイメージ」に関する質問(複数回答可)では、アフリカ3カ国において、「経済力、技術力の高い国」との回答が70%で最も高く、「豊かな伝統と文化を持つ国」が62%で続いた。なお、日本に関してもっと知りたいと思う分野について「文化」と回答したのは44%だった。日本の文化における関心項目を聞いた結果(回答者653人、複数回答可)、上位の項目は次のとおり。
- 和食:69%
- 生活様式、考え方:65%
- 建築:53%
- アニメ、漫画、ゲーム、コスプレ:49%
- 相撲、武道(空手、柔道、剣道など):47%
- 伝統芸能、伝統音楽:41%
- ファッション:39%
- 映画、ドラマ:38%
なお、2024年度の海外での対日世論調査において、エジプトやチュニジアなど北アフリカを含む「中東」の重要なパートナーとしては中国、サウジアラビア、日本の順との結果だった(2025年3月24日記事参照)。
(井澤壌士)
(アフリカ、日本、ケニア、コートジボワール、南アフリカ共和国、米国、中国)
ビジネス短信 76e3f3ecafbdea7b






閉じる