香港中華料理業界に日本の食材をPR
(香港、日本)
香港発
2026年03月16日
在香港日本総領事館、ジェトロ香港事務所、JFOODO(日本食品海外プロモーションセンター)香港からなる「香港農林水産物・食品輸出支援プラットフォーム」は2026年3月4日、5回目となる香港の中華料理関係者向け試食会を開催した。同プラットフォームは、日本食材の中華料理への活用拡大を図るべく、2025年10月から2026年3月まで計5回、毎回20人程度の中華料理店シェフや経営者などを招いた試食会を開催してきた。
尹達剛氏による食材説明の様子(ジェトロ撮影)
試食会では、在港企業を中心に14社から計24品目の食材が提供され、著名な中華料理シェフで、香港における日本食材普及への功績から旭日双光章を受章した尹達剛氏が食材と調理方法の紹介をした。
日本食材を使った中華料理の例(ジェトロ撮影)
また、JFOODOが消費者向けに行っている日本酒と中華料理のペアリングキャンペーンと連動させ、唎酒師(ききざけし)を招いて、中華料理店関係者に対し、日本酒と中華料理の相性の良さを訴求した。
紹介した日本酒の例(ジェトロ撮影)
各回の招待者からは、「調味料に興味がある」「こんにゃくを麺の代わりにするのは面白い」「冷凍とは思えない新鮮な味だ」といった肯定的な意見が出た。一方、「ビーガン食材を試したい」「スパークリングの日本酒と合わせてみたい」「もっと調味料の種類を増やして欲しい」といった要望が出たほか、「塩味が足りなくて中華向きではない」「油が多い」といった率直な意見も聞かれた。
また、食材を提供した食品事業者からは、「香港人の料理人のネットワークにつながるきっかけが得られた」「将来の取引につながる」という意見が出たほか、「食材1つ、調味料1つでの営業では成果につながりにくい。このようなイベントを発展させ、日本食材を組み合わせてアピールするような方向で考えてほしい」という要望もあった。
同プラットフォームでは、引き続き、中華料理への日本食材の普及を推進する計画だ。
(沖和尚)
(香港、日本)
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