在インド日本大使館のレセプションでジェトロが奈良県の食品をPR
(日本、インド)
奈良発
2026年03月17日
ジェトロは2月13日、インドの首都ニューデリーにある在インド日本大使館で行われた天皇誕生日祝賀レセプションに奈良県産食品をPRするブースを出展した。ブースには、ジェトロの「インド食品ミッション派遣事業」の一環として、インドへの輸出に関心を持つ奈良県の飲食料品関連事業者4社(注)が自社製品を展示し、インド官民の関係者や各国大使・外交官、在留邦人などの招待客に試飲・試食機会を提供した。
インドは、高関税や脆弱(ぜいじゃく)な物流インフラ、保守的な食文化を背景に日本食普及のハードルは高いと言われている。一方、近年は都市部を中心に日本食を含むアジアの多様な料理を提供する「パンアジアンレストラン」が増加傾向にあり、先行的に市場を獲得したい日系企業による輸出・進出候補先として関心が高まっている。
参加者のうち、小麦粉・ミックス粉の製造を手掛ける旭製粉(桜井市)の中川貴広営業部特販課課長は「奈良県産の大和茶を使用したパンケーキを提供したが、多くの来場者に受け入れられたことを確認できた」と語った。招待客からも「奈良のお茶を使用したパンケーキがおいしかった。日本茶と言えば抹茶のイメージが強いが、ほかにも魅力的な商品があることを知ることができてよかった」といった声が聞かれた。
また健康食品などの製造を手掛ける大和合同製薬(橿原市)の増田善謙代表取締役は「インドの官民関係者や、招待客の世界各国の要人の反応を知る良い機会になった。インドは広大で商習慣や嗜好(しこう)も異なるので、輸出にあたって、まず弊社の商品がマッチする地域や業種を見定めることから取り組む必要がある」と語った。
レセプションでは、小野啓一駐インド日本大使と主賓のキレン・リジジュ議会相兼マイノリティー相がジェトロブースを訪問し商品説明を受けた。説明の最中には同相が、参加企業の泉屋(奈良市)が展示したウイスキーを手に取る様子もみられた。
ジェトロのブース(左)とブースを訪問した小野大使とリジジュ大臣(右)(ジェトロ撮影)
(注)参加事業者(展示商品)は旭製粉(大和茶パンケーキ)、泉屋(ウイスキーなど)、上杉食品(こんにゃくなど)、大和合同製薬(健康食品など)。
(中尾隆宏)
(日本、インド)
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