ナイジェリア、選挙法を改正し、次回大統領選挙日を2027年1月16日に変更
(ナイジェリア)
ラゴス発
2026年03月18日
ナイジェリア独立選挙管理委員会(INEC)は2月26日、2027年の大統領・副大統領選挙および上下院両院の国会議員選挙を2027年2月20日から同年1月16日に変更すると発表した。州知事・州議会選挙は、同年3月6日から同年2月6日に変更された(2026年2月18日記事参照)。
今回の変更後も、選挙日は役職満了日の150日前より早くならず、30日前より遅くならないという法的要件を満たしている。選挙日が変更された背景には、当初日程がイスラム教徒の断食月(ラマダン)期間と重なったため、これを避ける狙いがあったとされる。一方、2月18日にボラ・ティヌブ大統領の署名によって成立した今回の選挙法改正により、選挙公示から選挙日までの期間は、従来の360日以上から300日以上へ短縮された(添付資料表参照)。その結果、現地報道では、政党やINECの準備期間が圧縮されることについての懸念の声も上がっている。今回の選挙法の改正(2026年選挙法改正)では、選挙結果の送信方法の議論がなされ、IReV(選挙結果閲覧ポータル)への電子送信が義務化されたものの、ネットワーク障害などの「通信失敗」が発生した場合には手動での集計・宣言を認めるという例外条項が維持された。この例外条項についても、野党や市民団体が、「選挙結果操作の余地を残しうる危険な抜け道だ」と強く批判していると報じられている。
(奥貴史)
(ナイジェリア)
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