中国、日本およびカナダ産ハロゲン化ブチルゴムへのAD税適用を決定
(中国、日本、カナダ)
北京発
2026年03月18日
中国商務部は3月13日、商務部公告2026年第15号
で、日本およびカナダ産のハロゲン化ブチルゴム(HSコード40023910、40023990)に対するアンチダンピング(AD)調査の最終裁定を発表した。本公告の決定に基づき、3月14日から、日本およびカナダを原産地とするハロゲン化ブチルゴムの輸入にあたっては、対象国および対象企業ごとのダンピングマージンに応じたAD税が徴収される。
商務部は2024年9月14日、商務部公告2024年第38号
で、日本・カナダ・インド産のハロゲン化ブチルゴムに対し、AD調査開始を決定していた。また、2025年8月12日、商務部公告2025年第39号
で、日本およびカナダ産の対象品目についてダンピングの存在を認定する初歩的裁定を下していた。なお、インド産の対象品目については同裁定でAD調査が終了したため、今回のAD税適用対象にはならない。
日本産ハロゲン化ブチルゴムの輸入にあたっては、日本ブチル(Japan Butyl)からの輸入に対して15.0%、その他の日本企業からの輸入に対して30.1%のAD税が徴収される。また、カナダ産ハロゲン化ブチルゴムの輸入にあたっては、アランセオ・カナダ(ARLANXEO Canada)およびその他のカナダ企業からの輸入に対して13.8%のAD税が徴収される。適用期間は2026年3月14日から5年間としている。
ハロゲン化ブチルゴムは、原材料であるブチルゴムに塩素や臭素を導入して製造されるもので、チューブレスタイヤの気密層、耐熱ホース、防振パッドなど、自動車および工業用部品に幅広い用途で用いられる。
(蔣春霞)
(中国、日本、カナダ)
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