ジェトロ、バンコクで食品商談会開催、「輸出×海外展開×インバウンド」の相乗効果
(タイ)
バンコク発
2026年03月19日
ジェトロは2月25~26日、タイのバンコクで対面形式の食品商談会を実施した。商談会は、事前にマッチングを行った商談と会場内で自由に巡覧しながら行う商談を組み合わせた形式で開催された。
従来、出展者は新規商品を扱う日本からのサプライヤーのみだったが、今回はタイに進出済みの日系食品製造業者も参加し、日本産食材を原材料とした食品も紹介した。ジェトロは、「Made in Japan」および「Made by Japan」の双方の観点から食品分野の支援を行った。また、タイ農林水産物・食品 輸出支援プラットフォームは、タイ向け食品輸出に関する規制等の相談窓口を設置し、2日間にわたって来場者から質問などに対応した。
日本政府観光局(JNTO:Japan National Tourism Organization)バンコク事務所もブースを出展し、日本からのサプライヤーの産地に関連した観光施設・アクティビティー情報などを提供し、産地の魅力を発信した。これにより、「輸出×海外展開×インバウンド」の相乗効果が図られた。
中杉元JNTOバンコク事務所長は、「日本での食は、タイ人にとって最も大きな訪日目的の1つである。ただ、食べること以外にも、昨今ブームの抹茶関連の体験・アクティビティーや飲食品の製造工場見学など、実際に訪日してこそ楽しめる飲食関連のコンテンツについても、認知・関心を高めていきたい」と述べた。
出展者は、在タイ日系地方銀行と連携して参加する日本からのサプライヤー4社、日本から単独で参加する16社、在タイ日系製造業者6社の計26社が出展し、バイヤーは日本産食品のインポーターや卸売業者、レストラン、小売店など、2日間で76社123人が来場した。
出展者からは、「われわれだけでは探し出せないローカル業者や、大手小売店の方々と商談の機会を得ることができ大変有意義だった」「バイヤーだけでなく、日系企業の出展者とお話できたことも大変勉強になった」「出展している日本からの事業者や日系企業とも新たなビジネス協働の可能性が十分あると感じた」などのコメントがあった。
また、バイヤーからは、「事前予約と自由時間の両方があり、当日であっても、その場で新しく商談を追加できるのもよかった」「入り口での商品展示はどの会社と話すべきかが一目でわかるので、とてもよかった」「JNTOからの日本各地の県の特徴や名産品に関する情報が非常に有益だった。今後の食品販売の参考になる」との声があった。
会場全体の様子(左)、JNTOブースの様子(右)(ともにジェトロ撮影)
日本からの出展者の様子(左)、在タイ日系企業の出展の様子(右)(ともにジェトロ撮影)
(忠田𠮷弘、白井温)
(タイ)
ビジネス短信 39cb7f01162b46e6






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