ドイツ西部ラインラント・プファルツ州議会選挙、SPDに代わりCDUが第1党に
(ドイツ)
デュッセルドルフ発
2026年03月26日
ドイツ南西部に位置するラインラント・プファルツ州で3月22日、州議会選挙が実施された。州選挙管理局の暫定結果
によると、中道右派のキリスト教民主同盟(CDU)が第1党となり、35年間にわたり第1党を維持していた中道左派の社会民主党(SPD)が第2党に後退した。極右のドイツのための選択肢(AfD)は議席数で3番目となった(添付資料表参照)。
今回の州議会選挙の投票率は68.5%となり、2021年の前回選挙から4.2ポイント上昇した。得票率は表のとおり。
得票率が5%を下回る政党は議席を確保できない「5%条項」(注)にのっとり、同州議会は上位4党による議席構成となる。従って、CDUが39議席(前回より8議席増)、SPDが32議席(同7議席減)、AfDが24議席(同15議席増)、緑の党が10議席(増減なし)となり、合計で105議席となる見通し。
ラインラント・プファルツ州のCDU代表を務めるゴードン・シュニーダー氏は、「CDUがラインラント・プファルツ州の責任を担うことを選択してくれた有権者に感謝する」と述べた。シュニーダー党首は同州の新首相の候補となっている。
一方、公共放送ARDの「ターゲスシャウ」は、第2党に後退したSPDは危機的な状況に直面している、と報じている。党指導部に対する批判が高まっており、フリードリヒ・メルツ連邦内閣で副首相兼財務相を務めるラース・クリンクバイルSPD共同党首は、「まずは敗因の検証を行うことが重要だ」と述べた。
選挙の最終結果は4月2日に公表される予定。
(注)(有権者が有する2つの投票権のうち第2票の)得票率が5%未満の政党は、連邦議会で議席を割り当てられない。ただし、3つ以上の選挙区で当選者があった場合には得票率に応じた議席を得ることができる。
(マリナ・プタキドウ、櫻澤健吾)
(ドイツ)
ビジネス短信 330b930e897928f6






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