インド2月の乗用車・二輪車・三輪車販売が過去最高、二輪車が前年同月比35.2%増

(インド)

ベンガルール発

2026年03月23日

インド自動車工業会(SIAM)は3月13日、2026年2月の自動車統計(出荷ベース)を発表した。自動車販売全体(乗用車、二輪車、三輪車)では前年同月比29.8%増の230万1,355台となり、全セクターで2月として過去最高を記録し、前年同月比で2桁成長となった(注)。

特に二輪車・三輪車の伸びが顕著だった。二輪車の国内販売台数は前年同月比35.2%増の187万1,406台と大幅に拡大し、スクーター(42.3%増)、オートバイ(30.8%増)、モペッド(34.3%増)の全セグメントがそろって増加した。また、三輪車も29.0%増の7万4,573台と高い伸びを記録した。

乗用車〔多目的車(UV)とバンを含む〕は、タタ・モーターズの販売台数(6万2,329台、前年同月は4万6,435台)を含めると、前年同月比10.6%増の41万7,705台だった(注)。主力カテゴリーのUVが13.5%増と全体を牽引した一方で、一般乗用車は3.8%減と前年同月を下回った(添付資料表1参照)。

2月のメーカー別乗用車販売では、マルチ・スズキが前年同月比0.1%増の16万1,000台で首位を堅持した。タタ・モーターズが34.2%増の6万2,329台で2位相当につけ、マヒンドラ&マヒンドラは19.0%増の6万18台でこれに続いた。日系では、トヨタ・キルロスカが16.6%増の3万734台と好調だった。ホンダは0.2%増の5,629台、日産は4.2%減の2,230台となった(添付資料表2参照)。

二輪車では、首位のヒーローが前年同月比44.7%増の51万6,968台、2位のホンダが33.7%増の51万3,217台、3位のTVSモーターは32.4%増の36万5,471台といずれも大幅に伸びた。そのほか、電動二輪のエイサー・エナジーが96.3%増の2万6,467台と前月に引き続き急成長した(添付資料表3参照)。

SIAMのラジェシュ・メノン事務局長は、「3月は各地で祝祭需要が見込まれるものの、中東情勢の緊張により、サプライチェーンの観点から製造と輸出の双方への影響が懸念される。業界としては、今後も地政学的動向を注視していく」と述べた。

(注)SIAM発表の統計では乗用車の2月の販売台数は35万5,376台、前年同月比増加率は7.3%だが、この数字には、地場企業タタ・モーターズ・パッセンジャー・ビークルズの販売台数は含まれていない。

(小柴里沙)

(インド)

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