世界最大級のオーガニック食品見本市「BIOFACH2026」開催

(ドイツ、欧州、日本)

ベルリン発

2026年03月03日

ドイツ南部バイエルン州ニュルンベルクで21013日、世界最大級のオーガニック(有機)食品見本市「ビオファ(BIOFACH2026」が開催された。90カ国から約2,200社が出展、約32,000人が来場した。

写真 ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)

ビオファ主催者のニュルンベルクメッセは今回のテーマとして「Growing Tomorrow:Young Voices, Bold Visions!(明日の成長:若き声、大胆なビジョン)」を掲げ、スタートアップのピッチコンテストも実施された。会期中、持続可能な農業、サプライチェーン構築、有機に係るEU規則や法律について活発な議論が行われた。パートナー国はインドだった。

ジェトロが運営するジャパンパビリオンは、前回のビオファ2025に引き続くかたち(2025年2月28日記事参照)で、日本茶、調味料、発酵食品、アルコールなどの計18社が出展した。今回のジェトロの取り組みとして、会場内にデモスペースを設け、出展企業による自社ブース外での広報や試飲・試食の提供を可能としたほか、出展企業に関する商品カタログをJapan Street(注)に登録している欧州のバイヤーに事前配布して来場を誘致した。その結果、会期前から出展企業とバイヤーによるやり取りが行われ、会期中はそのやりとりを踏まえた商談が行われるケースが見受けられた。出展企業からは「顧客との関係性強化のほか、可能性の高い新規顧客との商談を実施できた」との声が聞かれた。会期中には、別所健一・在ミュンヘン日本総領事がジャパンパビリオンを訪問し、各出展企業を視察した。

写真 デモスペースの様子(ジェトロ撮影)

デモスペースの様子(ジェトロ撮影)

写真 ビーガンおにぎりを出品するライスアップオニギリ(ジェトロ撮影)

ビーガンおにぎりを出品するライスアップオニギリ(ジェトロ撮影)

ジャパンパビリオン外でも、日本食に関する出展が見られた。ライスアップオニギリ(ドイツ)は、腸にやさしい植物性素材を生かし、ニンジンを主原料にしたサーモン風味のおにぎりを開発した。アルヒェナトゥアクーへ(ドイツ)は、日本製食材を長年扱い、その素材の良さとトレンドへの対応力を強みとしており、ほうじ茶ラテパウダーとスモーク醤油(しょうゆ)の販売を開始した。

次回の「ビオファ」は、2027年2月16~19日にニュルンベルクで開催の予定。

(注)Japan Streetは、ジェトロが招待した海外バイヤー(海外に販路を持つ国内のバイヤーを含む)専用のBtoBのオンラインカタログサイト。

(齋藤愛友、小菅宏幸)

(ドイツ、欧州、日本)

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