2025年の失業率、過去最低の5.6%に改善

(ブラジル)

サンパウロ発

2026年02月05日

ブラジル地理統計院(IBGE)は1月30日、2025年の平均失業率が5.6%となり、前年の6.6%から1.0ポイント改善したと発表した。失業者数は約620万人で、現行手法での統計を開始した2012年以降、過去最低の水準となった。

2025年第4四半期(10~12月)の失業率は5.1%で、前期比0.5ポイント低下、前年同期比では1.1ポイント低下した。この水準は四半期ベースでも過去最低を記録し、通年の改善傾向に寄与した。

2025年の平均就業者数は1億300万人に達し、前年比1.7%増と過去最高を更新した。IBGEによると、民間部門の雇用が引き続き拡大した。とりわけ、サービス産業での増加が顕著だった。

経済活動別でみると、「情報・通信・金融・不動産・専門職・経営」の雇用者数が前年比で6.8%増、「行政、防衛、社会保障、教育、保健、社会サービス」が5.0%増加した。一方、「家事代行サービス」(4.1%減)や「建築」(3.9%減)の雇用者数が前年より減少した。

雇用形態別では、民間セクターの労働手帳を有する正規雇用者数が3,894万人(前年比2.8%増)と過去最多を更新した。一方、民間セクターの非正規雇用者数は1,381万人(0.8%減)と減少した。国内全体の非正規雇用者数も3,951万人から3,924万人へと0.7%減少した。

(エルナニ・オダ)

(ブラジル)

ビジネス短信 f1eaddff920feed1