無償給食プログラムの受益者6,000万人突破、今後は8,000万人目指す
(インドネシア)
ジャカルタ発
2026年02月24日
インドネシアのプラボウォ・スビアント大統領は2月13日、西ジャカルタ市パルメラで行われた栄養充足サービスユニット(SPPG)の起工式において、無償給食プログラム(MBG)の受益者が6,000万人を突破したと述べた。今後は8,000万人以上を目指すとしている(2月13日付「アンタラ」)。
MBGはプラボウォ大統領の重点政策の1つであり、2025年1月6日に開始された。2025年末までに、全国約2万カ所のSPPGから5,500万人超に無償給食が提供されたほか、約79万人の雇用創出につながったとされる。2025年予算では71兆ルピア(約6,390億円、1ルピア=約0.009円)の予算枠が設けられ、このうち51兆5,000億ルピアが執行された。2026年予算では335兆ルピアが計上されている(1月21日付「アンタラ」)。
このように急速に進められているMBGだが、課題も指摘されている。インドネシア教育監視ネットワーク(JPPI)の1月13日時点の記録によると、2025年から2026年にかけてMBGによる食中毒とみられる被害者数は2万1,000人を超えているとされる(1月26日付「コンパス」)。こうした問題に対し、プラボウォ大統領は、配布された数十億食という規模を踏まえれば発生率は約0.0008%であり、MBGの実施成功率は99.99%に達していると説明している(2月3日付「コンパス」)。
(山田研司)
(インドネシア)
ビジネス短信 dee00d401bc0b726






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