米ニューヨークでデザイン製品見本市「SHOPPE OBJECT」開催、日本企業30社の商品をPR
(米国、日本)
ニューヨーク発
2026年02月16日
米国ニューヨーク市マンハッタンで2026年2月1~3日、ハイエンドのデザイン製品、雑貨、インテリア、アパレル関連が集結する国際見本市「ショップ・オブジェクト(SHOPPE OBJECT)
」が開催された。今回は850以上のブランドが米国内外から参加し、同展示会としては過去最大規模となった。会場には、大型リテーラーやミュージアムショップ、地元密着型のブティックまで幅広いバイヤーが訪れた。
ジェトロは、「米国マーケットエントリー支援プログラム―デザイン・日用品―」に参加する日本企業のサンプルを展示するブース「JAPAN SELECTS」を設置した。同プログラムは、日用品・デザイン分野で世界最大級のBtoBオンラインプラットフォーム「Faire.com
」を活用したオンライン販路と、米国展示会への参加によるリアル商談を組み合わせ、米国市場開拓を総合的に支援するもの。
本事業を通じて3回目の出展となる今回は、前年度から継続参加する13社に加え、今年度からの新規参加企業17社も迎え、計30社が参加。サステナブルな染料で上品な色合いを表現したタオル、職人の技巧が際立つ機能美あふれるキッチンツール、手仕上げで作られたミニマルで洗練されたステーショナリーなど日本のクラフトマンシップが伝わる多彩な商品が並び、他にはない独自性を求めるバイヤーの関心を集めた。会期中には、新規バイヤーからの受注獲得だけでなく、既にFaire.comを通じて本事業参加企業から購入経験のあるバイヤーが実物確認や新商品探索のためにブースを訪れる場面もあり、その場での追加注文につながるケースも見られ、オンラインとオフラインの相乗効果が表れた。
参加企業のうち11社は現地に渡航し、積極的にバイヤーとのコミュニケーションを実施した。自社製品のセールスにとどまらず、価格帯の受容性、サイズや色味の好みなど、米国市場ならではのリアルで具体的なニーズをバイヤーから直接ヒアリングをすることができた。また、渡航した企業同士の交流も生まれ、ネットワーク構築の場としても有意義な機会となった。
次回のショップ・オブジェクトは2026年8月2~4日に開催の予定。夏の展示会はホリデーシーズンに向けた仕入れ時期と重なるため、より多くのバイヤーの来場が見込まれ、日本企業にとってさらなる商機が期待される。
JAPAN SELECTSのブース(ジェトロ撮影)
展示会場の様子(ジェトロ撮影)
(堀田基、井原紗奈)
(米国、日本)
ビジネス短信 ce50d8a9161a7784






閉じる