「香港ペットショー2026」が開催、ジェトロがジャパンブースを初出展

(香港、日本)

香港発

2026年02月09日

香港最大規模のペット関連展示会「香港ペットショー2026」(主催:Exhibition Group)が129日~21日に開催された。4日間の会期中、延べ376,000人が来訪した。今回は、「香港ホリデー&トラベルエキスポ2026」と同時開催となり、両展示会ともに盛況だった。

写真 来場者で混雑する会場の様子(ジェトロ撮影)

来場者で混雑する会場の様子(ジェトロ撮影)

ジェトロは、香港で初となるペット関連分野での支援として、2025年度アジアキャラバン事業の一環で本展示会にジャパンブースを設け、日本企業15社の出品をサポートした。ジャパンブースでは、ペットフード、ペットハウス、ペット向けアパレルグッズ、歯ブラシやシャンプーなどケア用品を中心に展示した。

写真 ジャパンブースの様子(ジェトロ撮影)

ジャパンブースの様子(ジェトロ撮影)

出品以外の支援として、会期前日には、市内のペット関連小売店を巡る視察ツアーを実施し、出品企業の香港市場への理解促進を図った。また、会期中には、視察先の小売店を含む現地のペット関連バイヤーをジャパンブースへ招聘(しょうへい)し、出品企業との商談機会の創出につなげた。

写真 ペット関連小売店視察ツアーの様子(ジェトロ撮影)

ペット関連小売店視察ツアーの様子(ジェトロ撮影)

ジャパンブースの出品企業からは、「一般消費者の来場が多かったため、現地ならではの率直な反応を得られ、自社製品の市場性を把握するうえで大きな意義があった」「香港での代理店を希望する会社と商談ができた」「視察ツアーで現地市場や消費者ニーズを把握したことで、展示会で適切なバイヤーアプローチが可能となり、有望な取引機会につながった」など展示会への出品や視察ツアーを評価する声が聞かれた。

香港政府によれば、香港では24万世帯以上が40万頭以上の犬や猫をペットとして飼育しており、関連消費は食品や医療など多方面で拡大している。政府は、ペット同伴での飲食店入店を可能にする許可制度を導入する予定であり、市場での新たな機会創出が期待される。ペットを家族として扱う意識が高まっていることから、安心・安全で品質に対する信頼が高い日本製品の需要は、今後さらに拡大していくと見込まれる。

主催者は、高品質なペット用品を扱う展示会「プレミアムペット用品見本市2026」を6月5~7日に開催する予定だ。

(大野豪太、野出祥子)

(香港、日本)

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