阪和興業とJOGMECがUAEの天然黒鉛精製事業に参画の意向

(アラブ首長国連邦、日本、カナダ)

ドバイ発

2026年02月13日

阪和興業とエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)は2月3日、アラブ首長国連邦(UAE)での天然黒鉛精製事業の共同参画に向けて、意向表明書(LOI: Letter of Intent)を締結したと発表した(2月3日付阪和興業プレスリリースPDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)同日付JOGMECプレスリリース外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

同発表によれば、両社はカナダのNextSource MaterialsがUAEで計画している天然黒鉛の球状化・高純度化事業への参画のため、総額3,000万ドルを出資し、同事業の株式15%を取得するとしている。取得に向けた法的拘束力のない意向表明書の締結を通じて、2026年3月31日までの独占交渉権を獲得し、協議を継続する見込みという。

天然黒鉛は、電気自動車(EV)の利用拡大などに伴い、世界的に需要が拡大しているリチウムイオン電池の負極材用の原料として不可欠であることから、供給元の多角化が求められている。本事業では、NextSourceがマダガスカルのモロ鉱山で開発している天然黒鉛を主原料に、UAEで年間1万4,000トンの負極材中間物を精製する計画としている。

(米倉大輔)

(アラブ首長国連邦、日本、カナダ)

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