イランと米国、第2回間接協議をジュネーブで開催

(イラン、米国、ロシア、中国)

調査部中東アフリカ課

2026年02月24日

イランと米国は2月17日、スイスのジュネーブにあるオマーン大使館で2回目となる間接協議を実施した。協議終了後、イランのアッバース・アラーグチー外相は、「交渉は真剣な雰囲気で行われ、前回よりも建設的だった」と述べた。同外相によると、技術的側面に関する協議は前日から開始されており、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務局長との間でも実りある意見交換が行われたという。協議では、双方が指針となる基本原則についておおむね合意に達した。アラーグチー外相は「今回の協議で前向きな進展があり、今後の見通しは明るい」と主張した。なお、次回協議の日程は未定としている〔2月17日付イスラーム共和国通信(IRNA)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます〕。

一方、2月17日付IRNAによると、イランの最高指導者アリー・ハーメネイー師は2月17日、米国のドナルド・トランプ大統領による対イラン軍事的圧力や西アジア地域への軍艦派遣を批判したという(2月17日付IRNA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

また、ウィーンの国際機関に駐在するイラン常駐代表部によると、イラン、ロシア、中国の各国大使はウィーンで2月18日、IAEAのグロッシ事務局長と会談し、近く開催予定のIAEA理事会およびイランの核活動を巡る最近の動向について意見交換を行った。各国大使は共同書簡を提出し、立場の共有と今後の連携・協力の重要性を強調した。今回の高官レベルの協議は、アラーグチー外相がジュネーブで米国代表団と間接的な核協議を行った翌日に実施された(2月18日付IRNA外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)。

(中東アフリカ課)

(イラン、米国、ロシア、中国)

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