エチオピア中銀が輸入品の「参考価格」使用を義務化

(エチオピア)

アディスアベバ発

2026年02月05日

エチオピア国立銀行(NBE、中央銀行)は1月25日、輸入品の「参考価格(Indicative Price)」使用を義務付ける新指針を発表した。

これにより、全ての銀行は信用状(L/C)開設時および輸入許可証発行時に、エチオピア関税委員会(Ethiopian Customs Commission)が設定する参考価格を使用しなければならない。

NBEは2024年7月、市場ベースの為替制度への移行とともに、外貨規制を大幅に緩和する外貨指令(FXD/01/2024)を導入した(2024年8月2日記事参照)。しかしその後、銀行が発行するL/Cの価格と同委員会の参考価格との間に大きな乖離が生じていたという。今回の措置により、L/C開設時の価格基準がこの参考価格へ統一されることになる。

なお、参考価格は品目ごとに設定されており、例えば、鋼ビレットがトルコ産でメトリックトン当たり513ドル、日系自動車メーカーの中国産ピックアップトラックの例では1台当たり3万7,708ドルとなっている。

(石川晶一)

(エチオピア)

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