ジェトロ、米国のデザイン産品展示会にPRブース出展、販路拡大に手応え
(米国、日本)
サンフランシスコ発
2026年02月19日
ジェトロは1月下旬~2月上旬、伴走型商談支援プログラム(注1)の一環として、米国ラスベガスおよびニューヨークで開催されたギフト・デザイン産品の主要展示会「ラスベガス・ウィンターマーケット2026」および「ショップ・オブジェクト(SHOPPE OBJECT)」に、日本商品のPRブース「JAPANESE LIFESTYLE SHOWCASE」を出展した。同プログラムでは、250社超の応募企業からギフト・デザイン分野の専門家による選考を経て40社を選定し、サンフランシスコ事務所に設置したショールームに各社の商品を展示。このうち、バイヤーおよび展示会の主催者から高く評価された10社の商品をラスベガスとニューヨークの見本市に出展した。
ラスベガスでは多数のバイヤーと商談、購入前提の質問も
ラスベガスで1月28日から開催された「ラスベガス・ウィンターマーケット2026」では、日本企業5社を中心に約20社の商品をジェトロのPRブースで紹介した。同展示会は、ハイエンド向けのギフト展示会で、バイヤーの日本商品への関心は高かった。来場したバイヤーからは「製品の具体的な使用方法、製造の背景やストーリー、米国到着時の価格」など、購入前提の詳細な質問が多く寄せられ、実需を見据えた手応えが感じられた。
(左)多くのバイヤーが来場したラスベガス・ウィンターマーケット2026、(右)PRブースでバイヤーに商品を説明する様子(ともにジェトロ撮影)
ニューヨークでは出展全5社が商談・成約
ニューヨークで2月1日から開催された「ショップ・オブジェクト」には、日本企業5社(注2)が出展した。1つの共同ブースながら多くのバイヤーが訪れ、全社が商談・成約につながる成果を得た。来場者や出展企業などによると、同展示会は、若い世代のバイヤーが多く、デザイントレンドを発信する場としての地位を確立している。
多くのバイヤーが訪れたショップ・オブジェクトブース(ジェトロ撮影)
2月2日の夜には、ジェトロがコンタクトを有するギフト・デザイン分野のバイヤーを招いて、ネットワーキングイベントを実施した。ニューヨーク・マンハッタンのミシュラン2つ星の和食レストラン「オド(Odo)」のギャラリースペースに37人のバイヤーが集まった。バイヤーからは「展示会で多くの商品を見たが、ネットワーキングイベントで見た商品が一番印象に残った」とのコメントもあった。当日中に複数の引き合い・商談につながった案件もあり、米国市場での販路拡大が期待される。
Odoギャラリーでのネットワーキングイベント(ジェトロ撮影)
(注1)「新輸出大国コンソーシアム」ハンズオン支援企業、新規輸出1万者支援プログラム登録者向けに輸出実現に向けた販路開拓を目指す事業。ジェトロが企業のパートナーとして伴走し、海外展開戦略検討から商談準備・アドバイスを行う。ジェトロの海外事務所は、出展展示会やPRの実施など、海外でバイヤーに訴求するツールを提供する。
(注2)光大、チルコロ、マスターズクラフト、千代田繊維工業、コーゾー(順不同)。
(芦崎暢)
(米国、日本)
ビジネス短信 6bb82f6a22640305






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