LGエレクトロニクス、2025年は増収減益

(韓国)

ソウル発

2026年02月03日

韓国のLGエレクトロニクスは1月30日、2025年第4四半期(10~12月)と2025年通年の業績(連結ベース)を発表した(添付資料表参照)。第4四半期の売上高は前年同期比4.8%増の23兆8,522億ウォン(約2兆6,237億円、1ウォン=約0.11円)、営業損失1,090億ウォンと赤字に転落した。2025年通年の売上高は前年比1.7%増の89兆2,009億ウォン、営業利益は27.5%減の2兆4,784億ウォンだった。

同社は2025年の業績について「関税の負担、電気自動車(EV)の販売停滞など、厳しい事業環境にもかかわらず、生活家電と電装品の売上高が伸び、全社の売上高は過去最高を更新した。しかし、ディスプレー基板製品の需要回復の遅れ、競争激化によるマーケティング費用の増加、希望退職費用の増加などにより、営業利益は前年に比べ減少した」と総括した。同社発表の事業部門別の業績は次のとおり。

(1)HS(ホーム・アプライアンス・ソリューション)事業本部(洗濯機、冷蔵庫など)

売上高は過去最高の26兆1,259億ウォン、営業利益は1兆2,793億ウォンだった。営業利益は一過性の費用を除けば小幅に増加した。生産地最適化、販売価格調整、原価改善などの関税対応能力を立証し、市場の懸念を払拭した。

(2)MS(メディア・エンターテインメント・ソリューション)事業本部(テレビ、ノートパソコンなど)

売上高は19兆4,263億ウォン、営業損失は7,509億ウォンと赤字に転落した。需要回復の遅れと市場での競争激化の影響を受けた。

(3)VS(ビークル・ソリューション)事業本部(自動車電装品など)

売上高は11兆1,357億ウォン、営業利益は5,590億ウォンだった。受注残が売上高に順調に反映され、売上高、営業利益ともに過去最高を記録した。

(4)ES(エコ・ソリューション)事業本部(空調システムなど)

売上高は9兆3,230億ウォン、営業利益は6,473億ウォンだった。前年に比べ、売上高は増加し、営業利益も希望退職費用を除くと小幅に増加した。

(李海昌)

(韓国)

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