上海市、2025年の外資利用統計を発表

(中国)

上海発

2026年02月26日

上海市統計局は1月30日、2025年の同市の外資利用額(実行ベース)が前年比9.2%減の160億5,600万ドル、同市で新たに設立された外資系企業数が6.8%増の6,361社だったと発表した。産業別の実行ベースの金額をみると、上位3つの産業は賃貸・商務サービス業、科学研究・技術サービス業、卸売・小売業であり、それぞれ10.5%増の79億3,800万ドル、2.5%増の26億7,100万ドル、26.0%減の24億2,900万ドルとなった。

上海市人民政府新聞弁公室が2月7日に開催した記者会見で、同市商務委員会の申衛華主任は、外資利用額は前年比で減少したものの、「減少幅は1桁台にとどまり、全国に占める比率は15.3%と上昇した。規模では全国の各省・直轄市・自治区の中で2位となった」と述べた。

また同記者会見で、上海市は外資誘致と外資の安定化を強化するため、「高水準の対外開放策の推進」「外資企業の事業転換サポートの強化」「一流の国際ビジネス環境の整備」の3つの施策を推進するとした。具体的には、電気通信、医療、教育、金融などの分野における試験的開放のさらなる拡大、先進製造業、現代型サービス業、ハイテク産業、省エネルギー産業などに対する外資企業の投資奨励、外資企業の本部機能やR&Dセンターの設置支援などについて言及した。

(陳航宇、佐川将平)

(中国)

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