長安汽車、第15次5カ年規画に向けデジタル・インテリジェント化を強化
(中国)
成都発
2026年02月03日
中国長安汽車集団(中国長安汽車)は1月22日、第15次5カ年規画(2026~2030年)に向けた方針説明会を開催した。同社の朱華栄董事長兼共産党委員会書記は、同規画における目標と任務の方向性に向けて、同社としては完成車、コア部品、現代サービス、エコシステムという4大事業を強化・高度化・拡大するとともに、国内市場と国際市場、市場競争と社会責任、発展と安全保障などの両立を総合的に考慮し、デジタル・インテリジェント化、グリーン化、国際化、融合化という4つの転換を促進し、世界一流の自動車グループになると強調した。
中国長安汽車はデジタル・インテリジェント化、融合化への転換が進む中で、他社との連携や新たな発展モデルの探求を図っており、1月21日には傘下の重慶長安汽車が広東省に本社を置く大手家電メーカーの美的集団(Midea)と戦略協力協議を締結した。締結式には、朱董事長、美的集団の方洪波董事長兼総裁らが出席した。両社はこれまでデジタル化、スマート製造、グリーンエネルギー、物流などの分野で連携していた。今回は、これまでの連携を基盤とし、車と家をつなぐシステムの構築や、部品、マーケティングなどの領域でより深い協業の展開を図る。両社は共同で「車と家の連携」を「技術の協調」から「体験の実装」へと進化させ、ユーザーにとってより便利で快適な「人・車・家」のスマートライフを構築するとしている。
また、これに先立ち、中国長安汽車は1月14日、重慶市で車載電池大手の寧徳時代新能源科技(CATL)と戦略的パートナーシップの深化に関する覚書を締結した。両社は先端技術、海外事業の展開、ブランド開発、高品質な供給体制など、さまざまな領域で協業を深めるとし、さらに、四川省と重慶市両政府の共同で設立・運営する産業園区「川渝高竹新区」に新たな電池工場を建設することで合意。連携して現地のスマートコネクテッド・新エネルギー車産業の発展に貢献するとしている。
(王植一)
(中国)
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