タカ・モロッコとJBIC、再エネ・水・インフラ分野の開発プロジェクトに関する資金調達機会の覚書を締結

(モロッコ、日本、アラブ首長国連邦)

ラバト発

2026年02月27日

タカ・モロッコ(TAQA Morocco)(注)は1月21日、国際協力銀行(JBIC)と再生可能エネルギー発電・送電分野、水供給、および各種インフラ開発プロジェクトに関する資金調達機会を共同で検討する覚書(MoU)を2025年12月1日に締結したと発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。本覚書は、TAQA Moroccoが2030年に向けて取り組む開発プロジェクトを見据え、TAQA Moroccoの脱炭素化と事業ポートフォリオの多角化を後押しし、モロッコの持続可能な開発ロードマップの実現に貢献するプロジェクトへの資金調達を対象としている。

JBICの鈴木洋之部長は、本覚書が日本とモロッコの2国間関係を強化し、日本企業の同国でのビジネス展開を後押しするものだと述べた。また、日本・モロッコ・アラブ首長国連邦(UAE)のこれまでの関係を基盤とした、中東・北アフリカ(MENA)地域のエネルギー安全保障分野での戦略的協力の拡大につながるとした。

TAQA Moroccoのアブデルマジド・イラキ・フサイニ(Abdelmajid Iraqui Houssaini)最高経営責任者(CEO)は、JBICが過去に同社のジョルフ・ラスファール発電所5・6号機建設で、14億ドル規模の複数通貨建てプロジェクトファイナンスの一部に寄与した実績に触れ、JBICのモロッコ国内環境への知見を評価した(1月26日付「モロッコ・ワールド・ニュース」)。

(注)TAQA Moroccoは、Abu Dhabi National Energy Company(TQDA)が85.79%の株式を保有するTQDAの連結子会社。モロッコで25年以上事業を展開するエネルギー供給企業で、モロッコの低炭素エネルギーミックス戦略を支えることを使命とする。ジョルフ・ラスファール火力発電所を運営し、モロッコ国内の電力供給を支えている。

(鈴木優香)

(モロッコ、日本、アラブ首長国連邦)

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