中部フエ市で日本産食品の認知度向上イベントを開催
(ベトナム)
ホーチミン発
2026年02月27日
日本産農林水産物・食品の対ベトナム輸出を支援する官民一体の枠組みであるベトナム輸出支援プラットフォームは、1月31日~2月1日の2日間、ベトナム中部の中央直轄都市のフエ市で、日本産加工食品や日本企業ブランドが当地で製造する菓子類の消費者向けプロモーション「Xin Chao Nhat Ban(こんにちは日本)」をイオンモール・フエ(2024年10月1日記事参照)で開催した(注1)前年度に続く第2弾となる本イベントでは、イオントップバリュベトナム・イオンベトナム、当地で日本ブランドの食品製造を行う不二家ベトナム、湖池屋ベトナム、明治、ベトナム日清製粉の5社が出展した(注2)。
イオンモール・フエは、2024年9月にベトナム中部地域初の大型ショッピングセンターとして開業し、周辺地域住民の買い物スポットとしてにぎわっている。
本イベントは、日本産加工食品が地方都市では十分に浸透していないことを背景に、消費活動が最も活発となるテト(旧正月)前の時期に、日本産および日本の食品製造企業ブランドの菓子類・加工食品などの認知度向上と販売促進を目的として実施した。
本イベントでは一定の購入金額を参加条件とし、購入金額に応じてスナックキャッチャーゲーム(注3)の参加券がもらえるゲームイベントも実施し、合計180人が参加した。出展した商品の中には、同イオンモールでは2カ月かけて販売する量を2時間で売り切るものや、多数のフレーバーがあるスナック類では複数回、追加補充し販売する商品もあった。
出展企業からは、「南部では売れ筋ではないフレーバーがフエではよく売れた」「本イベントで認知度も向上でき、実際の販売実績も確認できた」「商品の魅力を伝える必要性と課題が明確になった」「ゲームイベントが集客や購買数につながった」などのコメントがあった。前年度実施したポップアップショップと同様、フエでも試食から購入までの一連の流れを確認でき、認知度を高めるためのプロモーションとして、試食提供が効果的だったといえる。また、2日間で来場した消費者アンケートとして、700人以上の回答を集め、フエの一般消費者のニーズ把握にもつながった。
本イベントは、ハノイやホーチミンの2大都市に比べて所得水準が低いフエにおいて、各商品の認知度向上と今後のフエにおける販路開拓や販売増加につながるイベントとなった。
イベント会場の様子(ジェトロ撮影)
日本産青果物プロモーションの様子(ジェトロ撮影)
出展企業商品を使用したゲームイベント「スナックキャッチャーゲーム」の様子(ジェトロ撮影)
本イベントのイメージキャラクターの忍者Nhatくん(Vector社提供)
(注1)第1回ポップアップショップは、2024年10月1日から12日まで開催(2024年10月23日記事参照)。第2回ポップアップショップは、2025年1月9日から21日まで開催(2025年2月17日記事参照)。
(注2)出展企業5社で合計68アイテムを販売。内訳は、日本産菓子類38アイテム、栄養補助飲料・清涼飲料水7アイテム、常温保存可能な日本産加工食品17アイテム、日本産青果物(リンゴ・温州ミカン)6アイテム。
(注3)ゲームイベントでは、参加する子供に忍者の衣装を用意。子供向けに企画されたものだが、保護者が参加するケースや、10~20代の若者が積極的に参加する姿も見られた。
(河西朝子)
(ベトナム)
ビジネス短信 4aa786663d550094






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