欧州最大規模のエネルギー見本市「E-world」開催、持続可能なエネルギー技術の国際的な舞台に
(ドイツ、日本)
デュッセルドルフ発
2026年02月20日
ドイツ西部ノルトライン・ウェストファーレン(NRW)州のエッセン市で2月10~12日、欧州最大規模のエネルギー関連見本市「E-worldエネルギー&ウォーター2026(以下、E-world)」が開催された。33カ国から過去最多の1,136社が出展し、126カ国・地域から約3万7,000人が来場した。
E-worldは、エネルギーの生産、輸送、貯蔵、取引から、持続可能なモビリティー、エネルギーに関連する情報技術や消費効率化ソリューションまで幅広い分野を対象としている。初日には、NRW州のモナ・ノイバウアー副首相兼経済・産業・気候保護・エネルギー相や連邦エネルギー・水道事業連合会(BDEW)などの関連団体が共同で記者会見を行い、連邦政府と欧州委員会が2026年1月に合意した、水素に転用可能なガス火力発電所に関する「発電所戦略
」などのトピックが取り上げられた。
2026年のE-worldは、エネルギーの安定供給を確保するかたちでのエネルギー転換に加え、新たな貯蔵技術と人工知能(AI)の応用が重要なテーマとなった。また、海外企業の出展が初めて全体の3割を超え、来場者も同程度の割合となるなど国際的な舞台となっており「同見本市が国際的な認知を得ている」と主催者は述べている。
エッセン市に本社を持つエネルギー大手エーオンのブースの様子(ジェトロ撮影)
日本の自治体では福島県と東京都がブースを構え、ブース内出展企業が自社製品や技術を紹介するイベントをそれぞれ開催した。福島県のイベントは、連携覚書(MoU)を締結するNRW州と共催で実施し、セミナーセッションに続くネットワーキングセッションでは多くの来場者と県内企業の情報交換が活発に行われた。
次回のE-worldは、2027年2月16~18日に開催が予定されている。
(マリナ・プタキドウ、櫻澤健吾)
(ドイツ、日本)
ビジネス短信 255b47cce2e9d754






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