ガザのラファ検問所再開、米ウィトコフ特使がイスラエル訪問後にイランと協議の可能性
(イスラエル、パレスチナ、米国、イラン、トルコ、中東)
テルアビブ発
2026年02月03日
パレスチナ自治区ガザ地区とエジプトを結ぶラファ検問所が2月2日、本格運用を開始した。「タイムズ・オブ・イスラエル」紙(2月1日)によると、ラファ検問所は2024年5月にイスラエルが掌握して以降、おおむね閉鎖された状態が続いてきたという。
イスラエル国防省傘下の占領地政府活動調整官組織(COGAT)は前日1日、X(旧Twitter)への投稿で、「ラファ検問所は人の移動のみを再開した。本日は検問所の運用を試験・評価するためのパイロットを実施しており、住民の双方向移動は翌日から始まる見込みだ」と発信していた。
ラファ検問所の再開に関するCOGATのXでのコメント画面
イスラエル公共放送「カン」によると、ラファ検問所ではガザ地区からの出域は1日あたり150人、エジプト側からガザ地区への入域は1日50人が認められるという。
一方、中東で米国とイランの緊張が高まる中、米国のスティーブ・ウィトコフ特使が2月3日にベンヤミン・ネタニヤフ首相らと会談する見通しとなった。「タイムズ・オブ・イスラエル」紙(2月2日)によると、複数のイスラエル高官の話として、ウィトコフ特使がイスラエルを訪問し、ネタニヤフ首相およびイスラエル国防軍(IDF)のエヤル・ザミール参謀総長と会談する予定だと伝えた。
その後、ウィトコフ特使はトルコを訪問し、イラン側と会談する可能性があるという。米メディア「アクシオス」(2月2日)によると、ウィトコフ特使はトルコ・イスタンブールで、イランのアッバース・アラーグチー外相と核問題を巡る協議を行う見通しで、同協議が実現すれば、2025年の交渉決裂とその後の軍事衝突(2025年6月23日記事参照)以降、米国とイランの高官による初の直接的な協議となる可能性があると指摘している。
イスラエルの関連情報は、ジェトロのイスラエルとハマスの衝突の特集、イスラエルとイラン情勢の特集を参照。
(中溝丘、テヒラ・シャラビー)
(イスラエル、パレスチナ、米国、イラン、トルコ、中東)
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