レンゴー子会社トライウォール、ブルガリアで新工場の建設開始
(ブルガリア、日本)
ブカレスト発
2026年02月13日
日本の包装資材メーカー大手レンゴーの完全子会社で、香港に拠点をおくトライウォールは1月28日、ブルガリア第2の都市プロブディフ近郊のトラキア経済特区(TEZ)に建設する新工場の起工式を行った。ハイテク技術により段ボールや包装資材のグリーン生産を目指す同プロジェクトは、TEZおよびブルガリア投資庁(BIA)の支援により、2025年2月にブルガリアのイノベーション・成長省からAクラス投資認定(注)を取得しており、計画策定から建設開始まで円滑に準備が進められた。
起工式の様子(ジェトロ撮影)
起工式には、レンゴーの取締役兼副社長執行役員の堀博史氏、トライウォールのグループ最高経営責任者(CEO)兼トライウォールジャパン代表取締役社長の宮﨑英二氏、同社欧州・中東・アフリカ(EMEA)域統括拠点および現地法人トライウォール・ブルガリアの経営陣のほか、駐ブルガリア日本大使館参事官の町田秀明氏らが出席。ブルガリア側からはトミスラフ・ドンチェフ副首相兼イノベーション・成長相、プロブディフ市長のコスタディン・ディミトロフ氏、マリツァ副市長のニコライ・スタマトフ氏、TEZの最高経営責任者(CEO)プラメン・パンチェフ氏らが出席した。来賓スピーチでドンチェフ氏は、産業がブルガリア経済の基盤であることを強調し、プロブディフ地域が同国の主要産業拠点の1つであると述べた。式典では、児童合唱団による日本の歌の披露や、工場へのアクセス道路沿いに桜の植樹も行われた。
桜を植樹する様子(ジェトロ撮影)
BIAは、本プロジェクトが公共機関と民間セクターの協力の成功例であり、プロブディフ地域の持続可能な産業発展と経済成長に貢献するとしている。新工場では約160人の雇用を予定している。
関係者集合写真(トライウォール提供)
(注)ブルガリアの投資促進制度では、投資規模や創出する雇用数などに応じてイノベーション・成長省が3つの区分の投資認定証明書を発行する。このうちクラスAは、一定規模以上の投資を行う企業に対するさまざまな優遇措置が付与される区分。
(ウラジミル・カネフ、本吉美友)
(ブルガリア、日本)
ビジネス短信 1cea834ad215c685




閉じる
