ドバイで京都の抹茶・和菓子・工芸品を楽しむ文化体験イベントが開催
(アラブ首長国連邦、日本)
ドバイ発
2026年02月16日
アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ・ジュメイラ地区にあるカフェ「Matcha Vibes(抹茶バイブス)
」で2月9日、京都の抹茶・和菓子・工芸品を楽しむ文化体験イベントが開催された。本イベントには、食品バイヤーをはじめとするカフェ経営関係者やドバイ在住の文化関係者など約20人が参加し、京都に根付く食文化や、伝統工芸の魅力に触れる機会となった。
Matcha Vibes店内でのイベントの様子(ジェトロ撮影)
会場では、京都の歴史や文化を紹介するセミナーが行われ、抹茶の点(た)て方を、実演を交えてレクチャーした。参加者は茶道の基本的な所作や、抹茶をよりおいしく楽しむためのポイントを、体験を通じて学ぶことができた。
展示スペースには、京都から取り寄せた和菓子に加え、陶器や工芸品が並び、日本の職人技術を間近で感じられる内容となった。
伝統的な抹茶と、季節感あふれる京都の和菓子のペアリングが提供された。和菓子の提供では、ドバイで近年「MOCHI(餅)」の人気が続いている中、今回振る舞われたわらび餅については初めて口にする参加者も多く、「ゼリーのような食感でおいしい」と好評だった。また、繊細な色合いと日本ならではの意匠で仕上げられた落雁(らくがん)については、「抹茶のほろ苦さと相性が良い」との声が多く寄せられた。
京都の老舗和菓子屋「局屋立春(つぼねやりっしゅん)」の落雁(ジェトロ撮影)
さらに、ドバイではココナツウオーターに抹茶を合わせた新感覚ドリンクが人気で、日本の伝統とドバイのドリンクを融合させた独創的な試みとして注目を集めた。
今回のイベントを通じて、特に抹茶をきっかけに日本の食や伝統文化へ興味を広げる参加者も見受けられた。
なお、日本の緑茶のUAE向け輸出額は、2025年に過去最高額の12億円に達しており、前年比3.3倍を記録している。
(奥村真由、鳥田麻子)
(アラブ首長国連邦、日本)
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