広州市、2035年までに先進製造業都市を目指す長期計画を発表
(中国)
広州発
2026年01月21日
中国広東省広州市政府は1月8日、「広州市先進製造業都市の建設加速計画(2024~2035年)」(以下、計画)を発表した。2035年までに製造業付加価値を倍増させ、市全体の経済規模を倍増させることを目標としている。
計画では、広州市を「世界トップクラスの先進製造業拠点」「グローバル製造業イノベーションセンター」「デジタルと産業融合の国際モデル都市」「全国新型工業化の典型都市」という4つの戦略的位置付けとし、次の15の重点産業を掲げている。
重点産業は、6つの新興基幹産業〔スマートコネクテッド新エネルギー車(NEV)、超高解像度映像と新型ディスプレー、バイオ医薬とヘルスケア、グリーン石油化学と新材料、ソフトウエアとインターネット、スマート設備とロボット〕、5つの戦略先導産業〔人工知能(AI)、半導体と集積回路、新エネルギーと新型エネルギー貯蔵、低空経済と航空宇宙、バイオ製造〕、4つの特色優勢産業(ファッション消費財、軌道交通、船舶と海洋工学、スマート建設と工業化建設)で構成される。
このうち、スマートコネクテッドNEV産業では1兆元(約22兆円、1元=22円)規模の「スマートモビリティ都市圏」の構築を目指す。また、バイオ医薬とヘルスケア、組立式建築(プレハブ建築)産業、軌道交通産業は、2035年までにそれぞれ5,000億元規模に育成する計画だ。さらに、超高解像度映像と新型ディスプレー、スマート設備とロボット産業、新エネルギーと新型エネルギー貯蔵産業はそれぞれ3,000億元規模を目標としている。
加えて、未来産業として、スマート無人システム、エンボディドAI、細胞と遺伝子、次世代ネットワークと量子科学技術、先端的な新材料、深海と宇宙の6分野を選定した。今後5~10年以内に産業規模を倍増させることを目指し、実証応用シーンの構築や高機能なイノベーションプラットフォームの整備を推進する。
(黄子珊)
(中国)
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