コロンビア・米首脳会談へ、両国間の緊張が高まる中2月3日米国で
(コロンビア、米国、ベネズエラ)
ボゴタ発
2026年01月19日
1月3日に実行された米国によるベネズエラでの軍事作戦直後、コロンビアのグスタボ・ペトロ大統領は自身のX(旧Twitter)でこれを非難し、国連と米州機構(OEA)に即時会合の開催を呼びかけた。ドナルド・トランプ大統領は記者会見で、「コロンビアでの軍事作戦も悪くない」「コロンビアは病んだ男に支配されている。彼はコカインを作り、米国に売るのが好きだ。しかし長くは続かない」とコメント。これに対しペトロ大統領は強く反発し、必要なら武器を取って国家主権を守ると宣言していた。
両国間の緊張が高まる中、1月7日に両首脳の電話会談が実現した。トランプ大統領は「光栄」、ペトロ大統領は「歴史的」と評価した。ペトロ大統領はコロンビアの麻薬問題に関する自らの見解を伝え、トランプ大統領は対面での対話に道が開けたとしている。この対面での会談は2月3日に米国で行われることが1月14日の議会で発表された。
対米関係を巡る動きはコロンビアで5月に予定されている大統領選挙にも影響をもたらしている。右派候補者は左派のマドゥーロ政権との近さや友好関係に関して攻撃する好機となっており、右派有力候補のアベラルド・デラエスプリエジャ氏は自身のXで、米国への謝意とともに今後の戦略的同盟の強化を訴えている。一方、左派はナショナリズムを強調し、隣国への軍事侵攻を支持する右派を非難している。左派有力候補のイバン・セペダ氏は「いかなる権威主義にもわれわれは服従することはない」とコメントするなど、大きな論点となっている。
(アンドレス・ゴンザレス)
(コロンビア、米国、ベネズエラ)
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