ジェトロ、CES2026でエコシステムビルダー連携促進イベントを開催
(米国、カナダ、日本)
シカゴ発
2026年01月19日
ジェトロは1月7日、米国ネバダ州ラスベガスで、世界最大の先端技術見本市「CES2026
」の会期に合わせ、「エコシステム・ビルダーズ・サミット2026 at CES(Ecosystem Builders’ Summit 2026 at CES)」を開催した。北米の大学、アクセラレーター、ベンチャーキャピタル(VC)などのエコシステムを構成する面々が集い、日本企業との連携可能性を紹介した。J-Bridge(注)の一環として、前年に続き2年連続で実施した(2025年1月20日記事参照)。当日は、日本および米国内からCESに来場している日本企業の108人が本イベントに参加し、エコシステムビルダーに対して100件超の紹介(引き合わせ)を行った。
当日は、ジェトロ・シカゴ事務所の中川崇所長が北米エコシステムの概況を説明した後、6人のエコシステムビルダーが登壇し、各地域の特徴や協業機会を紹介した。
ジェトロ河田美緒理事の主催者あいさつ(ジェトロ撮影)
中西部からは、バイオ、再生医療、量子、人工知能(AI)、先端製造など、多領域で全米トップクラスの研究力を誇るウィスコンシン大学マディソン校(University of Wisconsin–Madison)、および全米屈指の工学系大学であるパデュー大学と密接に連携し、半導体・航空宇宙・先端製造など日系企業と親和性の高い領域で産学連携・研究商業化をリードする、パデューリサーチファンデーション(Purdue Research Foundation)が登壇した。
西海岸からは、スタンフォード大学発のアクセラレーター、スタートエックス(StartX)、東海岸からは、スタートアップから株式を取得しない完全非営利型アクセラレーターとして世界的に知られるマスチャレンジ(MassChallenge)が参加した。
テキサス州からは、外国出身の起業家に特化したVC兼アクセラレーターであるIAグローバルベンチャー(IA Global Venture)が、起業家への実務的支援やネットワーク活用について紹介した。
さらに、カナダからは、同国の最高学府でありAI研究・大学発スタートアップ育成で世界的な実績を持つトロント大学(University of Toronto)が参加し、それぞれの活動内容や支援・協業などの実例を紹介した。
会場内の様子(ジェトロ撮影)
プレゼン後のネットワーキングでは、参加者が登壇者と直接意見交換を行い、今後の協業に向けた関係構築を図った。
参加者からは、「シリコンバレー以外のエコシステムの話が聞けた」「一度に米国全体の状況についてアップデートできた」「各地域のエコシステムを担う機関の話をまとめて聞けて大変有益だった」「ネットワーキングの機会が具体的に設計されていて好印象だった」といった声が寄せられた。
(注)日本企業とスタートアップなどの海外企業との国際的なオープンイノベーション創出を目的としたビジネスプラットフォーム。
(マット・フェイグリー、住谷紗恵子)
(米国、カナダ、日本)
ビジネス短信 cadbc78e85913b7f




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