米国におけるスマートフォン保有率9割超、約8割の家庭でブロードバンド加入、シンクタンク調査

(米国)

調査部米州課

2026年01月09日

米国のシンクタンク、ピュー・リサーチ・センターは1月8日、米国におけるインターネット利用などに関する調査結果(注)を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。それによれば、2025年のスマートフォンの保有率は91%、世帯でのブロードバンド加入率は78%だった。それぞれ2015年の保有率(67%)、加入率(66%)から大幅に増加した。

インターネットへの接続頻度をみると、41%が「ほぼ常時」と回答し、2023~2024年の水準と同等だった。人口統計グループ別では、利用状況に違いがみられる。

年代別では、若年層(18~29歳)が63%と最も高く、高齢層(65歳以上)では14%だった。人種別では、アジア系が59%、ヒスパニックが47%、黒人が44%と高く、白人は37%と低い傾向だった。世帯収入別では、年間10万ドル以上の世帯で50%と最も高く、収入に応じて低下し、3万ドル未満では34%だった。

世帯でのブロードバンド加入率を人口統計グループ別にみると、年代別では、中堅層(30~49歳で87%、50~64歳で79%)で高かった。人種別では、アジア系(86%)、白人(81%)が高い。世帯収入別では、年間10万ドル以上の世帯で94%と最も高く、収入に応じて低下し、3万ドル未満では54%となった。居住地域別では、都市(75%)、地方(71%)を上回り、郊外(84%)で高かった。

また、インターネット利用をスマートフォン頼りにしている割合は全体が16%で、年代別では若年層(27%)、人種別ではヒスパニック(28%)、世帯収入別では年間3万ドル未満の世帯(34%)が高かった。

世界銀行グループのデータによれば、米国のインターネット利用率は93%(2023年)、ブロードバンド加入は100人当たり38.15契約(2023年)だった。

(注)実施時期は2025年2月5日~6月18日。対象者は全米の成人5,022人。

(松岡智恵子)

(米国)

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