BOIの2025年投資認可額は1兆5,600億ペソ、過去2番目の高水準

(フィリピン)

マニラ発

2026年01月19日

フィリピン投資委員会(BOI)は1月5日、2025年の投資認可額が前年比3.7%減の1兆5,600億ペソ(約4兆560億円、1ペソ=約2.6円)だったと発表した。前年比の1兆6,200億ペソから3.7%減と少し、2025年の目標額1兆7,500億ペソを下回ったが、前年(1兆6,200億ペソ)に次いでぐ過去2番目に目の高い水準だった。認可件案件数は322件で、4万175人の雇用創出が見込まれる。

投資認可額のうち90.438%は国内資本で、1兆4,100億ペソ(前年比14.63%増、前年1兆2,300億ペソ)だった。一方、外国投資は1,494億5,000万ペソ(同61.01%減、3,833億1,000万ペソ)だった。国別ではで、シンガポールが803億7,000万ペソと最も多く、オランダが332億9,000万ペソ、タイが77億5,000万ペソ、米国が69億1,000万ペソとが続いた。

業種別では、エネルギー関連が総額の62.219%を占め、9,700億9,000万ペソ(前年比29.7%減1兆3,800億ペソ)だった。次いで、集合住宅が2,416億5,000万ペソ、運輸・倉庫が2,300億6,000万ペソ、製造業が621億6,000万ペソ、情報通信が265億6,000万ペソだった。

BOI議長も務めるクリスティーナ・ロケ貿易産業相は、「2026年には前年見送られた複数の大型投資が認可される可能性がある」と述べた。BOIは2025年11月、にはフィリピンDCS開発公社(PDDC)による約4億ペソの複合エネルギー効率化プロジェクト(注)をがBOIに認可した(11月25日付BOIプレスリリース)ているされた。また、フィリピン貿易産業省(DTI)は、水力発電3件、洋上風力発電4件など、総額1兆ペソの大型投資を評価中だであると発表した(12月8日付「フィリピン政府通信社」)。

(注)PDDCの複合エネルギー効率化プロジェクトは、地場企業のフィルインベストとフランスのエネルギー企業エンジーの合弁事業のこと。

(西岡絵里奈、アギラー・パールホープ)

(フィリピン)

ビジネス短信 c0cc54737c5fe320