マーケティング職と販売職のサウジアラビア人の雇用義務比率を引き上げ

(サウジアラビア)

リヤド発

2026年01月21日

サウジアラビア人材・社会開発省(MHRSD)は1月19日、マーケティング職および販売職におけるサウジアラビア人の雇用比率を引き上げる2つの決定を発表した〔2026年1月19日付サウジアラビア国営通信(SPA)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます〕。いずれの決定も発表から3カ月後に施行される予定で、サウジアラビアの主要紙「アルガーム」など複数の報道によると、マーケティング職については最低賃金が5,500リヤル(約23万1,000円、1リヤル=約42円)に設定されるとしている。

対象となる専門職とサウジアラビア人雇用義務比率は次のとおり。

1.マーケティング職(従業員3人以上の事業所が対象)

  • 施行日:2026年4月19日
  • 対象職種:マーケティング・広告マネージャー、マーケティングスペシャリスト、グラフィックデザイナー、広報担当、写真・映像撮影(カメラマン)など
  • 内容:対象職種のうち60%をサウジアラビア国民とすることを義務化

2.販売職(従業員3人以上の事業所対象)

  • 施行日:2026年4月19日
  • 対象職種:営業マネージャー、小売・卸売販売員、IT・通信機器販売スペシャリスト、商業スペシャリストなど
  • 内容:上記に該当する職種のうち60%をサウジアラビア国民とすることを義務化

MHRSDは、これらの決定により、労働市場の魅力向上、質の高い雇用機会の創出、そして能力を備えたサウジアラビア国民の雇用安定が促進されるとしている。

(林憲忠)

(サウジアラビア)

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