インド南部チェンナイで教育分野の国際会議が開催

(インド)

チェンナイ発

2026年01月30日

インド南部チェンナイで12829日、第1回の「インド・グローバル・エデュケーション・サミット」〔主催:タミル・ナドゥ(TN)州政府、インド学生・同窓生組合(NISAU)〕が開催された。主催者によれば、世界20カ国から大学などの教育関係者や企業関係者、学生など約1,000人が参加した。

サミットでは、MK・スターリンTN州首相により、「タミル・ナドゥ・ナレッジ・シティ」の起工式も執り行われた。TN州産業開発公社(TIDCO)が開発している同シティは、チェンナイ中心部から約50キロ離れたティルバッルール地区に開発予定の教育・イノベーション複合施設だ。開発面積は870エーカー(約352ヘクタール)を予定しており、国内外の教育機関や研究開発拠点の誘致に取り組む。起工式に合わせて、英国のイースト・ロンドン大学など、8校がTN州と覚書を結び、キャンパスや研究拠点を設置する見込みだ。

写真 サミットの風景(ジェトロ撮影)

サミットの風景(ジェトロ撮影)

TN州は教育に力を入れている州として知られ、インドでは最大の工科学生数を擁する。サミットに登壇したT・R・B・ラジャア州工業相は、「海外からの投資が集まるホスール市や、トゥートゥクディ(旧ツチコリン)など、州の主要都市以外の地域で産業を発展させるには、教育が欠かせない。このような分散型の発展モデルを構築できるのは、伝統的に教育に力を入れてきたTN州の強みだ」と説明した。

(山下純輝、アソカン・アルナ)

(インド)

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