ガーナ、金の国内精錬を開始、2月から毎週1トン規模

(ガーナ、南アフリカ共和国)

アクラ発

2026年01月28日

ガーナ金公社(GOLDBOD)は1月20日、ガーナ国内の金精錬所ゴールドコーストリファイナリーにて、2月1日から毎週1トン規模の金の精錬を開始すると発表した。金は国際基準に沿う純度99.9%で精錬され、輸出される予定。

精錬については、ランドリファイナリー(南アフリカ共和国)がパートナーとして参画する。同社はアフリカで唯一、「London Bullion Market Association(LBMA、ロンドン地金市場協会)」の認定を受けている精錬所で、国際基準に適合した精錬技術や品質管理、精錬設備に関する技術的支援を行う。加えて、OECDガイドラインなど国際的な倫理基準に準拠した責任ある調達やトレーサビリティの強化の支援も行う。ゴールドコーストリファイナリーはLBMA認定の獲得を目指す。

ガーナはアフリカ有数の金産出国であるにもかかわらず、長年にわたり未精錬のまま金の輸出をしてきた。そのため、本来国内で得られるはずの精錬手数料や付加価値が海外の精錬所に流出していた。今回の現地精錬開始により、これまで国外に支払っていた精錬コストを国内にとどめられるだけでなく、国際市場でより高い価値を持つ精錬金を自国から輸出できるようになるため、収益の向上が期待される。

なお、ゴールドコーストリファイナリーでの金の精錬は、ガーナ政府が推進する「24時間経済、輸出加速開発プログラム(24H+プログラム)」に沿って、24時間体制で操業される予定だ。

(中川翼)

(ガーナ、南アフリカ共和国)

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