米地質調査所、テキサス州パーミアン盆地深層の大規模石油ガス資源の評価結果を発表
(米国)
ヒューストン発
2026年01月22日
米国地質調査所(USGS)は1月14日、テキサス州とニューメキシコ州にまたがるパーミアン盆地における、ウッドフォード層とバーネット層と呼ばれる2つの頁岩(けつがん、シェール)層にある未発見のガスと石油に関する評価を発表
した。技術的に回収可能な資源量は、天然ガス28兆3,000億立方フィート(約8,013億立方メートル)および原油16億バレルと推定した。これは米国の現在の消費量に換算すると、天然ガス10カ月分、石油10週間分の供給量に相当するという。
パーミアン盆地は、国内有数のシェールオイルとシェールガスの生産地で、これまでも米国内のエネルギー供給の中心的役割を担ってきた。両シェール層は、最大2万フィート(6,000メートル)の深さまで存在し、水圧破砕・水平掘削などの技術進歩により、これまで到達困難だった地層が開発可能になったとしている。
今回の結果について、パーミアン盆地石油協会(PBPA)のスティーブン・ロバートソン上級副社長は、複数の層で資源を生産できることを示す重要なニュースと述べた。一方で、深度により圧力が高い層であるため、未知の要素が多くコスト上昇につながる可能性もあり、経済性の問題も起こり得ると指摘する。
複数のメディアでも、地元テキサス州内での反応も同氏のコメント同様に、資源の発見に沸き、技術革新や資源基盤の強さを誇る一方で、経済への即時効果は限定的との冷静な見方が報道された。
(キリアン知佳)
(米国)
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