ジェトロ、北京市で「日本酒国際唎酒師販促アイデアピッチコンテスト」を開催

(中国)

北京発

2026年01月22日

ジェトロは1月12日、日本酒の中国向け輸出拡大および販路開拓に向けて、中国における日本酒のさらなる普及啓発を目的に「日本酒国際唎酒師(ききざけし)販促アイデアピッチコンテスト」を北京市で開催した。

本イベントは、在中国日本大使館、SSIインターナショナル(注1)、および中国国際唎酒師協会の協力のもと、ジェトロ北京事務所が初めて開催したもので、書類審査を通過した10人(オンライン参加を含む)の中国人国際唎酒師(注2)が、自身の唎酒師としての知見も踏まえた日本酒の販促アイデアについてプレゼンテーションを行った。

コンテストでは、日本酒と食品のペアリング動画の作成と配信、キャンプにおける日本酒の楽しみ方など、さまざまな提案が各参加者から挙がった。提案を受けて、中国国際唎酒師協会の代表や中国飲食業界の専門家ら計7人の審査員が企画の完成度、論理性・実現可能性、プレゼンテーション能力などの審査項目を基に、各発表内容を審査した。審査の結果、張沖天氏(上海鳴驚貿易代表、企画名:日本酒の殿堂 セルフ日本酒販売機)、樊璐璐氏(杭州八幡支配人、企画名:お家で一杯、日本酒が暮らしに溶け込む)、趙悦氏(As Sake Speaks Hong Kong、企画名:日本酒の風味診断所)の3人が優秀提案賞を受賞した。優秀提案について、審査員からは「限られた準備期間とコストを踏まえ、最も実現性の高い案件を選んだ」とのコメントがあった。​

3件の優秀提案は、その有効性を検証し、継続的かつ実践的なマーケティングモデルの構築を目指し、コンテスト終了後から約1カ月の期間、それぞれの企画を店舗などで実証を行う。実証結果は、2026年3月に予定される「日本酒国際唎酒師販促アイデアピッチコンテスト実証成果報告会」において各提案者から報告し、最も優れた提案に対し「日本酒国際唎酒師販促アイデアピッチコンテスト最優秀賞」を授与する。

写真 コンテスト参加者によるプレゼンテーションの様子(ジェトロ撮影)

コンテスト参加者によるプレゼンテーションの様子(ジェトロ撮影)

写真 表彰式の様子(ジェトロ撮影)

表彰式の様子(ジェトロ撮影)

(注1)SSIインターナショナルは、日本酒サービス研究会(SSI)の姉妹団体。

(注2)国際唎酒師は、SSIインターナショナルが認定する国際資格。

(匂坂拓孝)

(中国)

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