ジェトロ、「ダナン大学」を紹介、ベトナム中部を代表する国立大学

(ベトナム)

知的資産部高度外国人材課

2026年01月30日

ジェトロは19日、ベトナムの国立ダナン大学の概要と、傘下の工科大学や外国語大学を紹介するウェビナーを開催した。製造業や情報処理サービス業など、日本企業関係者167人が参加した。本ウェビナーは、日本企業と海外の有力大学との接点を創出し、高度人材の獲得や協業を促進する事業「JETRO Overseas University Connect」の一環として開催した。

ウェビナーの冒頭、「ダナン大学留学・就職サポートセンター」センター長のホアン・ハイ氏が、「ダナン大学は、工科大学・経済大学・教育大学など6大学を擁し、QS世界大学ランキング(注)では、ベトナムでトップ10として評価されている」と説明した。さらに、学生約5,000人を対象に日本での就労意向を調査したところ、80%が希望すると回答したことを説明し、「日系企業との連携や、日本語教育、就職に関するセミナーやサポートを行っている」と述べた。

写真 ダナン大学のウェビナー資料(ジェトロ撮影)

ダナン大学のウェビナー資料(ジェトロ撮影)

続いて、ダナン大学外国語大学日本語・日本文化学部副学部長のグェン・ティ・ホン・ゴック氏が、同大学の特徴を説明した。ゴック氏は「卒業時の目標本語レベルをN1相当に設定している。企業との交流会や見学、講演会などを通して、実践的な日本語習得や日本文化理解に努めている。現在、約50の日本企業と協力覚書(MOU)を結んでおり、昨年度は50人の学生が日本でインターンシップを経験し、日本ビジネス文化について学んだ」と説明した。

写真 ダナン大学外国語大学・日本語・日本文化学部のウェビナー資料(ジェトロ撮影)

ダナン大学外国語大学・日本語・日本文化学部のウェビナー資料(ジェトロ撮影)

最後に、ダナン大学工科大学科学技術・国際協力部副部長のグェン・ホアン・チュン・ヒェウ氏が、大学全般および学部の特徴について説明した。同大学はハノイ工科大学、ベトナム国家大学ホーチミン市校工科大学と並ぶ、ベトナム有数の先端工科大学で、18,000人の学生が在籍する。ヒェウ氏は「1年生からIT科目と並行して日本語教育を学ぶプログラムがあり、内容は企業ニーズに合わせて設計している」と説明した。

写真 ダナン工科大学のウェビナー資料(ジェトロ撮影)

ダナン工科大学のウェビナー資料(ジェトロ撮影)

質疑応答セッションでは、まずダナン工科大学のジョブフェアについて質問が寄せられた。同大学からは、「卒業時期は、2月、6月、10月で、卒業前後に傘下の大学ごとにジョブフェアを開催している。詳細はウェブサイトを確認してほしい」と説明があった。また、ウェビナー参加企業から、「ベトナム中部であるダナン地域の大学に関する情報が不足しており、非常に参考になった」「関心に合致する学部があり、大学担当者と連絡を取りたい」などの声が寄せられ、インターンシップや採用に向けた連携を希望する声が聞かれた。

(注)クアクアレリ・シモンズ社(QS社)公表のQS・ワールド・ユニバーシテイ・ランキングス外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますのこと。

(吉武果実)

(ベトナム)

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