サウジアラビアで鉱物資源に関するフォーラム開催

(サウジアラビア、日本)

リヤド発

2026年01月21日

サウジアラビアの首都リヤドで11315日、鉱物資源に関する国際イベント「Future Minerals Forum外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」が開催された。同フォーラムは今回で5回目の開催となる。1月14日付サウジアラビア国営通信(SPA)外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますによると、同フォーラムでは、国際的な閣僚級ラウンドテーブルが開催されたほか、探査や採掘から加工、製造に至るまで鉱山および鉱物のバリューチェーン全体を対象とした企業が出展。出展企業数は285社を超え、日系企業からは、建設機械を取り扱うコマツや日立建機、計器や制御システムを取り扱う横河電機などが出展した。

写真 展示会場の様子(ジェトロ撮影)

展示会場の様子(ジェトロ撮影)

初日に開催された閣僚級ラウンドテーブルには、100以上の国と70以上の組織が出席し、重要鉱物の持続可能で安定的な供給に向けた国際協力について議論が行われた。

2日目には、バンダー・ビン・イブラヒム・アール・ホライェフ産業・鉱物資源相が登壇。同相は、「サウジアラビアの鉱業部門は活況を呈し、投資家にとって魅力的であり、今後も2年にわたり、競争入札を通じて探査機会を提供し続ける」と強調した。また、「アラビアンシールド(注1)の地球物理学的・地球化学的探査マッピングは100%完了している。探査費は2022年の5,460万ドルから、2024年には28,000万ドル以上に達し、ここ数年で5倍以上に増加している。加えて、投資リスク軽減に向けて、鉱業基金を通じて、サウジアラビア工業用地公団(MODON、注2)と提携し、鉱業インフラ支援イニシアチブを立ち上げる」と述べた。

写真 会期2日目の開会あいさつでスピーチするバンダー産業・鉱物資源相(ジェトロ撮影)

会期2日目の開会あいさつでスピーチするバンダー産業・鉱物資源相(ジェトロ撮影)

写真 にぎわう企業ブース(ジェトロ撮影)

にぎわう企業ブース(ジェトロ撮影)

(注1)アラビア半島の中央部から西部にかけて広がる、古い火成岩を主体とする楯状地

(注2)産業都市や技術ゾーンの規制・推進を行うサウジアラビアの政府機関。「Saudi Authority for Industrial Cities and Technology Zones」のアラビア語略。

(長澤諒祐)

(サウジアラビア、日本)

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