ジェトロ、深セン市のペットイベントにジャパンブースを出展

(中国)

広州発

2026年01月28日

ペット関連屋外展示イベント「2025 TABO Chill 它博集」が1月16日から18日にかけて、広東省深セン市で開催された。本イベントは同市内で有数の高級ショッピングモール「卓悦中心 One Avenue 中央大街」で開催され、ペットフード、日用品、清掃用品などを扱う企業が出展した。主催者発表によると、3日間の来場者数は延べ2万2,000人を超えた。

ジェトロは、本イベントにジャパンブースを出展し、日本企業6社が参加した。来場した一般消費者やバイヤーにヒアリングしたところ、日本製品に対する品質や安全性への信頼が高く、特にペットフードや日用品への関心が高い傾向がみられた。

また、ジェトロブースでは、ジェトロの海外バイヤー専用のオンラインカタログサイト「Japan Street(JS)」について、来場したバイヤーに案内チラシを配布し、サービス内容の紹介を行った。バイヤーからは高い関心が寄せられた。

会期中に会場で得られた情報によると、来場者は18~30歳が多く、全体の約7割を占めた。飼育頭数については、1匹が62%、2匹が17.5%、3匹以上が19.8%であり、単頭飼育が主流である一方、多頭飼育の層も一定の割合を占めた。月間のペット関連支出は500元(約1万1,350円、1元=約22.7円)未満が28%、500~1,000元が44.4%、1,001~2,000元が19.1%で、月間支出は中価格帯に集中していた。支出項目では、ペットフードが94.9%、ペット用品が60.7%、洗浄・美容が37.7%と、日常的な消耗品やケア用品へのニーズが高かった。

購入チャネルについては、ECプラットフォームの利用が87.2%と最も多く、次いでオフライン店舗が31.1%となるなど、オンラインでの購買行動が主流だった。また、日本ブランドを選好する層も一定程度みられた。出展企業からも、ペット関連商品の販売チャネルとしてはECが主流との声が多かった。一方で、一部のブランドは、ブランド認知の向上を目的として商業施設へのテナント出店も行っていると述べた。

また、本イベントについては、ターゲットである飼い主層が多く来場し、潜在顧客との接点拡大に加え、ブランド認知向上にも大きく寄与したとの評価が寄せられた。

現地消費者の購買傾向を踏まえ、ジェトロでは今後もECやSNSを活用したプロモーション施策を継続する予定だ。

写真 ジャパンブースの様子(ジェトロ撮影)

ジャパンブースの様子(ジェトロ撮影)

写真 「Japan Street」紹介の様子(ジェトロ撮影)

「Japan Street」紹介の様子(ジェトロ撮影)

(翁芸軒)

(中国)

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