香港・珠海・マカオを結ぶ港珠澳大橋、出入境人数が延べ1億人突破
(中国、香港)
広州発
2026年01月23日
中国の南方日報(1月7日付)の報道によると、2026年1月6日までに港珠澳大橋(香港、珠海市、マカオを結ぶ海上橋)の珠海公路口岸(注)を経由した出入境者数が延べ1億人に達した。また、1月7日付の珠海市拱北税関の発表によると、2025年末までに同口岸を経由して香港とマカオへ出入境した香港・マカオの単独ナンバープレート車両台数は延べ834万5,000台を超えたという。
港珠澳大橋は、広東・香港・マカオグレーターベイエリア(粤港澳大湾区)を結ぶ移動ルートの中で、最も利用が活発なルートの1つ。同口岸経由での2025年通年の出入境者数は3,134万人に達し、単年として初めて3,000万人を突破した(「南方日報」1月7日)。
港珠澳大橋は2018年10月に開通し、2023年7月から香港・マカオ居住者が自家用車を利用して同橋を経由し、香港と広東省間を移動することが可能な「港車北上(香港・マカオから広東省への北上)」スキームの運営が開始した(2024年7月19日記事参照)。一方、「粤車南下(広東省から香港・マカオへの南下)」スキームについては、2025年11月から実施された。広東省の自家用車(広東省・香港両地ナンバープレート保有車を除く)でも、一定の条件を満たし所定の手続きを済ませれば、広東省ナンバーのまま同口岸を通過し、香港側で発給される有効期限付きの香港ナンバーを併用して掲示することで、香港の許可区域内を走行できる。
珠海市拱北税関によると、「港車北上」と「粤車南下」スキームの実施を機に、同橋口岸を通行する車両は急増している。現在では、同口岸を通過する1日当たりの平均通行台数は1万8,000台にのぼり、2025年通年の出入境台数は680万8,000台で前年比22.5%増だった。うち、「港車北上」スキームによる香港・マカオの単独ナンバープレート車両の年間出入境台数は327万台を超え、前年比25.4%増だった。
(注)口岸とは、中国税関が国境や中国本土と香港間などに設置した検問所を指す。
(黄子珊)
(中国、香港)
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