2025年第3四半期のGDPは前年同期比4.9%成長、建設や鉱業が復調
(ケニア)
ナイロビ発
2026年01月16日
ケニア国家統計局(KNBS)は2025年12月31日、ケニアの2025年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率を前年同期比4.9%と発表
した。主に不動産(5.7%)、運輸(5.2%)、金融・保険(5.4%)が牽引したほか、観光(17.7%)に加えて、前年同期にマイナス成長だった鉱業がリバウンドして16.6%と2桁成長になった。同じく、前年同期はマイナスだった建設も6.7%と高い成長率だった。
主要な産業である農業は3.2%成長にとどまった。牛乳の生産増(9.7%)と花きの輸出増(36.2%)が成長を支えた一方、コーヒーや野菜、果実類の輸出は減少した。運輸の内訳をみると、モンバサ港での取扱貨物量が12.3%増、トラックなど陸送の指標となるディーゼルの消費量が10.5%増、航空は主要な国際空港への旅客到着数が9.9%増だった。鉄道は旅客数が8.6%増となった一方、輸送貨物量が1.3%減少した。前年同期のマイナス成長から大きくリバウンドして6.7%成長だった建設は、セメント消費量が16.2%増、鉄鋼輸入量が52.6%増の33万6,262トンだった。
製造業も2.5%成長にとどまった。製造業のうち、主要な食品加工は砂糖生産が49.4%減、ソフト飲料が2.2%減だった。しかし、建設の好調を受けて、セメント生産が15.7%増、亜鉛メッキ鋼板の生産が20.3%増となった。自動車組み立ては3.2%増の3,368台だった。
(佐藤丈治)
(ケニア)
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