ジェトロ、中国浙江省で開催のアウトドアイベント「2025焚火大会」に出展

(中国)

上海発

2026年01月15日

アウトドア分野における消費者向けイベント「2025 焚火大会」が20251258日、浙江省湖州市安吉県の日回山で開催された。ジェトロは、Japan Mall事業・中国消費者向けプロモーションの一環として、キャンプ用品やアウトドア衣料品、日本食品分野の日本企業11社とともに「ジャパンエリア」を設けた。ジェトロの本イベントへの参加はこれが2回目となる。

ジャパンエリアでは、日本のキャンプ用品・ギア、衣料品、食品など、100以上の商品が出品された。各社はブース内で商品のPR活動およびSNSのフォローの呼びかけを行った。また、出展された全ての商品は中国でEC販売されているため、来場者は商品を試食・体験した後、気に入った商品をすぐに購入することが可能だった。さらに、来場したKOL(注)によって、SNSプラットフォーム「小紅書(RED)」を通じ、参加企業や商品の情報、イベントの様子がオンライン上でも展開された。

写真 集客活動(ゲーム、ドリンクの調製・販売、試食など)の様子(ジェトロ撮影)

集客活動(ゲーム、ドリンクの調製・販売、試食など)の様子(ジェトロ撮影)

アウトドア用のキッチン用品・生活用品の企画、設計、開発、販売をしているヨシカワは、今回ジェトロの消費者向け(BtoC)イベントに初めて参加した。同社は製品の展示に加え、自社製品を使用して調製したホットワインや抹茶ラテなどのドリンクの販売を行った。温かい飲み物で来場者を呼び込みながら製品をアピールしたことで、新たな集客につなげた。

同社は食器類のほか、英国のアパレルブランドとのコラボレーションによるアウトドア系衣料も出品した。同社担当者からは、「現在の市場動向を見ると、アウトドアのギア市場は次第に飽和傾向にある一方、アーバンアウトドアの衣料市場には成長の余地が残されていると考えている。当社はこの変化に対応し、製品ラインと市場戦略を積極的に見直している。中国市場では、従来のBtoB流通モデルからBtoBとBtoCの並行モデルが主流となっている。今回のように消費者向けのイベントへの参加は、ブランド認知の向上とオンライン販路の拡大に大変有益だった」とのコメントがあった。

中国コンサルティング会社の嘉世諮詢が作成した「2025年中国户外服飾市場分析報告」によると、中国のアウトドア衣料市場は2021年以降、急速に成長しており、市場規模は2020年の約580億元(約1兆2,760億円、1元=約22円)から2023年には約1,030億元に拡大しており、2025年には1,430億元を突破すると予測されている。

(注)「Key Opinion Leader」の略称で、特に中国の消費者の購買意思決定に強い影響力を与える専門性を持ったインフルエンサーを指す。

(曲馨格)

(中国)

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