サウジアラビア、甘味飲料課税方式を改正、総糖分量に基づく新制度を導入

(サウジアラビア)

リヤド発

2026年01月09日

サウジアラビアのザカート・税・税関庁(ZATCA)は2025年12月29日、物品税法施行規則の一部条項を改正する決定を発表した。本改正は2026年1月1日から施行され、甘味飲料に対する物品税の計算方法が、総糖分量に基づく新方式へと変更された(添付資料表1参照)。

改正後の計算方法について、従来は甘味飲料の小売販売価格に対して一律50%の税率を課していたが、新方式では、各飲料の100ミリリットルあたりの総糖分量に応じた段階的課税方式が採用された(添付資料表2参照)。

この新課税方式の目的は、国際的なベストプラクティスに沿って製造業者や輸入業者に低糖飲料の提供を奨励することにより、公衆衛生の向上と砂糖消費の削減を目指すことにある。また、この方式の導入には、湾岸協力会議(GCC)加盟国の財務・経済協力委員会による「総糖分量に基づく段階的容量課税方式」の採用決定に従ったものとしている。

(林憲忠)

(サウジアラビア)

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