コートジボワール、2025年の加工カシューナッツ輸出が大幅に増加
(コートジボワール)
アビジャン発
2026年01月16日
コートジボワールの綿花・カシューナッツ評議会のママドゥ・ベルト会長によると、同国の2025年のカシューカーネル(脱穀後のナッツ、種子の核で食用とされる部分)の輸出額は3,500億CFAフラン(約980億円、1CFAフラン=約0.28円)に達し、前年の2,090億CFAフランから67%増となる見込みだ(2026年1月5日付「エコフィン・エージェンシー」)。
コートジボワールは世界最大のカシューナッツ生産国で、カシューナッツ産業は、同国GDPの7%を占め、経済発展において中心的な役割を果たしている。同国のカシューナッツ生産量は2013年の50万トンから、10年後の2023年には120万トンに増加した。2025年の生産量は、当初115万トンと予測されていたが、最終的には150万トンに達する見込み(2026年1月5日付「エコフィン・エージェンシー」)。
政府は、カシューナッツ産業における課題として、国内加工の強化を挙げ、2030年までに国内加工率を50%にすることを目標としている。目標達成のため、2024年には30以上の加工工場が開設され(2025年5月9日記事参照)、同年の国内加工率は36%に到達した。2025年の加工業者によるカシューナッツの処理量は65万9,579トンで、前年の34万4,028トンから91.7%の伸びを記録した(2026年1月5日付「エコフィン・エージェンシー」)。また、2024年にはカシューナッツ投資産業フォーラムが開催され、会期中に2,800万ドル超の3件の投資契約が締結された(2024年10月11日記事参照)。
2026年2月6、7日には、全国綿花・カシューナッツ・シアバター生産者デー(JNPCA)がヤムスクロで開催される予定だ。第2回となる同イベントは、各セクターの生産者の努力をたたえるとともに、農業部門の近代化や生産者、市場関係者、パートナー間の交流促進を目的としている。
(長屋幸一郎、橘欣子)
(コートジボワール)
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