タイで東南アジア初となるライセンス特化展示会が開催

(タイ、ASEAN)

バンコク発

2026年01月19日

「Licensing Show ASEAN 2025」外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますが2025年11月4~6日、東南アジアでは初となるライセンスに特化した展示会として、バンコク国際貿易展示場(BITEC)で開催された。本展示会は、タイのカビン・インタートレード(Kavin Intertrade)社によって主催され、20カ国・地域から1,328人が来場、172件の商談が組まれた。

来場者の上位5カ国・地域は、多い順にタイ、中国、日本、台湾、ミャンマーだった。人気のライセンス区分はキャラクターが26.8%と最も多く、次いでグローバルブランド23.82%、タイローカルブランド19.49%、エンタメコンテンツ14.63%、教育系13.32%、その他1.94%だった。また、業種別での来場者構成は、高回転消費財(FMCG、注)が21.67%、メディア・エンターテインメント19.02%、教育14.19%、ファッション・ライフスタイル13.06%、デジタル12.20%、その他19.86%だった。

なお、主催者によると、バイヤーが負担する年間の平均ライセンス使用料を金額帯別にみると、1万5,000ドルが63.1%、次いで5万ドルが17.41%、8万ドルが10.79%、10万ドルが8.61%を占めているという。

同展示会への出展者は、キャラクターライセンスを有する日本企業9社を含む計51社・団体だった。出展内容は、キャラクターライセンスが中心となっていた。出展した日系企業からは、「中国で開催された同様のイベントと比べると全体的に参加者数が少ないが、来場者には実際にライセンス購入を検討している人が多く、有意義な商談ができた」との声が聞かれた。

写真 会場の様子(ジェトロ撮影)

会場の様子(ジェトロ撮影)

(注)高回転消費財(FMCG:Fast Moving Consumer Goods)とは、日用消費財など、消費者向けの低価格の製品を一般的に指す。

(若林香奈、山本翔太)

(タイ、ASEAN)

ビジネス短信 161ade5c9c8a0a3e