2025年11月の自動車販売、BEV販売が前月に続き1万3,000台超
(インドネシア)
ジャカルタ発
2026年01月09日
インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)は2025年12月10日、2025年1~11月の自動車販売台数のデータを発表した。
2025年11月の自動車の卸売販売台数は7万4,252台で、前月比0.3%増となった。内訳は、乗用車が0.9%減の5万7,000台、商用車が4.7%増の1万7,252台だった。1~11月の卸売販売台数の合計は71万84台となり、前年同期比で9.6%減少した(添付資料表1参照)。
1~11月のブランド別卸売販売台数の合計は、トヨタ自動車が22万4,018台(シェア31.5%)で首位だった。次いで、ダイハツが11万8,774台(16.7%)、三菱自動車が6万3,918台(9.0%)、スズキが5万5,905台(7.9%)、ホンダが5万3,296台(7.5%)だった(添付資料表2参照)。前月に続き、中国のBYDが4万151台(5.7%)で6位につけた。BYDは10月に続き、バッテリー式電気自動車(BEV)の低価格モデルである「ATTO1」の販売(8,333台)が牽引した。
1~11月の燃料別の販売台数では、ガソリン車が41万1,867台(全燃料に占めるシェア58.0%)、ディーゼル車が15万4,709台(21.8%)、BEVが8万2,525台(11.6%)、ハイブリッド車(HEV)が5万6,701台(8.0%)、プラグインハイブリッド車(PHEV)が4,279台(0.6%)と続いた(添付資料表3参照)。単月では、BEVの販売台数が2025年10月に続き、1万3,000台を超えた。BEVのブランド別販売台数では、BYDが首位だった(添付資料表4参照)。
バンドン工科大学で自動車に関する研究を行うヤネス・マルティヌス・パサリブ氏は過去2カ月のBEVの販売台数が好調であることについて、「政府による輸入BEVに対する税制優遇措置が縮小され、優遇の対象が国内生産車に限定されると、2026年のEV市場の伸びは2025年末ほどにはならない」と述べた(12月13日付「アンタラ」)。
(大滝泰史)
(インドネシア)
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