ラーメンチェーン「町田商店」、上海市に4号店をオープン

ラーメンチェーン「町田商店」を運営するギフトホールディングスの現地法人である上海吉福桃餐飲は12月24日、中国・上海市で「町田商店静安久光店」をオープンした。

ギフトホールディングスは、2025年10月末時点で海外店舗を36店舗展開しており、そのうち、中国大陸における直営店については、2024年9月30日の「町田商店上海首店」の開店を皮切りに出店数を3店舗まで伸ばしており、今回が4店舗目の出店となった。

筆者が開業初日昼時に訪れた町田商店静安久光店では、満席となっており、多くの客でにぎわっていた。

ギフトホールディングスによると、地域に密着した店作りを目指し、地元の人に親しまれる存在となるよう努めており、日本国内直営店のコンセプト「ラーメンを、世界への贈り物に。」を踏襲し、味、空間、サービスを日本国内直営店と変わらないクオリティーで提供している。

新店舗では、定番商品の醤油（しょうゆ）と塩味の豚骨ラーメン、元気豚バラ丼やたこ焼きなどの新商品や中国大陸直営店限定の辛から揚げなど28種類のメニューに加えて、ハラペーニョ酢・豆板醤（トウバンジャン）・刻み玉ネギ・酢などラーメン用の調味料や薬味を提供していた。来店者からは、「スープが濃厚でおいしい」「店員さんの接客が非常に熱心」「1杯28元（約616円、1元＝約22円）のラーメンもあり、コストパフォーマンスが非常に高い」「これから中国でどんどん展開してほしい」といった声が聞かれた。

同社は、2028年10月末までに海外店舗数を122店舗まで拡大することを目指している。

（本宮佑規）