第2回「東京インターナショナル・ギフト・ショー・インソウル」が開催

(韓国、日本)

ソウル発

2025年12月05日

展示会・見本市などの企画・運営を行うビジネスガイド社は11月26~27日、韓国ソウルのCOEXで「東京インターナショナル・ギフト・ショー・インソウル」を開催した(ジェトロは後援)。同社が運営する「東京インターナショナル・ギフト・ショー外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」は日本最大級のパーソナルギフトや生活雑貨の見本市で、東京で毎年2回開催されている。この見本市が韓国で開催されるのは、2024年に続き今回で2度目となる。

同見本市には、帽子や腕時計、雨具、レジン制作製品、琉球焼きなどの製造・販売を手掛ける日本企業など29社が出展し、会場を訪れた韓国のバイヤーとのネットワーキングや商談を活発に行った。日本語と韓国語を交えながら通信販売番組のような実演販売を行う企業もあり、来場者からは拍手が送られた。

出展した日本企業の担当者からは、「韓国のことはインターネットやニュースでしか分からなかったが、出展することでバイヤーや業界関係者の生の声を聞くことができて良かった。見積り依頼もいただいた」「(商談をして)手応えを感じた。韓国や海外で売るためには日本でのブランド力も上げていきたい」といった、韓国でのビジネスに対する前向きな意見が聞かれた。

主催者のビジネスガイド社代表取締役社長の芳賀信享氏は、「今年は日韓基本条約発効から60周年を迎える節目の年にあたる。多くの韓国の方が日本に来ており、訪日外客数ナンバーワンが韓国。その一方で、日本の若い方も韓国へ旅行している。先進国である韓国はソウルだけで人口1,000万人を誇る。東京インターナショナル・ギフト・ショーをソウルでも開催してほしいという日本企業のニーズがあり、今年も本見本市を開催することができた。海外の販路開拓に向け、ギフト・ショーinソウルを足掛かりにしてほしい」と語った。

写真 イベント会場内の様子(ジェトロ撮影)

イベント会場内の様子(ジェトロ撮影)

(原田玉枝)

(韓国、日本)

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