韓国コンテンツ振興院、大規模コンテンツIPイベントを開催
(韓国)
ソウル発
2025年12月01日
韓国のソウルCOEXで11月25~27日、大規模コンテンツIP(Intellectual Property:知的財産)イベントの「コンテンツIPマーケット2025」が開催された。韓国コンテンツ振興院(KOCCA)主催の同イベントは、商談会、新規IPアベニュー(KOCCA新規キャラクターIP公募事業の本審査進出作品の展示)、ビルドアップフォレナゾーン(プラットフォーム企業と中小IP企業のコラボレーションプロジェクト展示)、韓流IPキープラスゾーン(KOCCA主催の「韓流IP活用商品の企画開発支援事業」の成果展示)(注)、各種セミナーなどで構成された。
商談会には、アニメーション、キャラクター、ウェブトゥーン、出版分野などのIPを保有している123社の韓国大手・中堅・中小企業が参加し、韓国および世界各国のバイヤーと商談を実施した。特に、同商談会は、バイヤーの購買意向などを事前に徹底確認した上でマッチングを行い、参加企業の成果向上を図った。
また、各種セミナーでは、最近の注目分野に関するテーマについて多くの発表があった。特に、ウェブトゥーンIPのボーダレス拡張(ウェブトゥーンIPと他産業との結合)、AI(人工知能)時代の著作権管理などが注目を集めた。
コンテンツIPマーケット2025の様子(ジェトロ撮影)
韓流IPキープラスゾーンの展示(ジェトロ撮影)
(注)Build Up Forena ZoneおよびKey Plus zone。「フォレナ」はスウェーデン語で「つなぐ」という意味。
(李海昌)
(韓国)
ビジネス短信 760921d55686803a




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