2025年度4~11月の外国直接投資認可額、前年同期比15.2%増
(ミャンマー)
調査部アジア大洋州課
2025年12月16日
ミャンマー投資企業管理局(DICA)が発表した外国直接投資統計によると、2025年4月~11月の外国直接投資認可額〔ティラワ経済特区(SEZ)を除く〕は、前年同期比15.2%増の2億7,158万4,000ドルだった(添付資料表参照)。
11月の投資認可額は1,740万7,000ドル、10月の投資認可額は550万1,000ドルにとどまりいずれも低水準で推移した。
11月に投資認可を受けたのは4カ国・地域で、内訳は中国(新規5件を含む)963万8,000ドル、香港(新規4件を含む)511万9,000ドル、台湾(追加投資のみ)150万ドル、シンガポール(新規1件を含む)115万ドルだった。
10月に投資認可を受けたのは3カ国・地域で、内訳は中国(新規2件を含む)207万5,000ドル、香港(新規1件を含む)200万ドル、シンガポール(新規1件を含む)142万6,000ドルだった。11月および10月に認可を受けた業種はいずれも製造業だった。
2025年度4~11月の外国直接投資を業種別にみると、製造業56.8%と全体の過半を占め、次いで運輸・通信30.0%、オイル・ガス7.7%、電力3.6%、サービス1.0%、畜産・水産0.9%となった。製造業への投資認可が過半を占めたことは、ミャンマーが衣料品を中心とする消費財の有力な生産拠点として引き続き、認知されていることを示している。
(アジア大洋州課)
(ミャンマー)
ビジネス短信 520b15b5693145c5




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